«  2019年1月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2019年1月 9日

平成31年もみなさまどうぞよろしくお願いいたします。

今日は神経のない歯についてです。

歯髄.png

この図のようにあ、歯の内部には「歯髄」と呼ばれる、いわゆる神経組織があります。この歯髄はただ痛みを伝えるだけではなく、無数の毛細血管が存在し歯に栄養分や酸素を送っています。むし歯の進行などによりこの「歯髄」が細菌におかされると、取り除かなければならなくなります。こうして「歯髄」を失ってしまった歯を「失活歯(しっかつし)」といいます。(反対に「歯髄」のある歯は「生活歯」といいます)

神経の無い歯にはこんなデメリットがあります。
デメリット1
「歯がもろくなる」
歯の神経(歯髄)は栄養分や水分、酸素を運んでいます。つまり、神経をとってしまうということは、歯に栄養分が送られなくなってしまうのです。その結果、歯が弱くなってしまいます。
歯は食事のたびに常に力がかかっています。そのため神経をとってしまいもろくなった歯は、どうしてもヒビが入ったり、割れたり折れたりする可能性が高くなってしまうのです。

デメリット2
「むし歯に気づかなくなる」
神経をとったからといっても決してむし歯にならないというわけではありません。むしろ、痛みを感じなくなるので、むし歯になっても気づきにくく、知らないうちに大きなむし歯となり、最悪の場合歯を抜かなくてはならなくなります。

デメリット3
「歯が変色する」
歯の神経をとってしまうと。歯髄のまわりにある象牙質が変質し色が変わってしまいます。このため歯の色も変色してしまいます。奥歯ではあまり気になることも少ないかもしれませんが、前歯の場合はかなり目立ってしまいます。

神経をとった歯がある時は痛みを感じないだけにむし歯に注意です。
歯みがきを定期検診大事ですね。

2018年12月26日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

クリスマスを過ぎるともう年越しまで駆け足で過ぎてしまうような印象があります。
お忙しい中いかがお過ごしでしょうか。

さて、本日は「歯のみがき方」についてです。

歯はとても複雑な形をしています。また、歯並びによってはなかなか歯ブラシが届かないところもあります。
自分ではしっかり磨いているつもりでも、チェックをしてみると、多くの歯に磨き残しがあるということも頭の片隅にあるといいです。

正しい歯みがきをする上でなによりも大切なこと、それは、自分のみがきにくいところが、いったいどこなのかを正しく知ることと言われています。

歯みがきには様々な手法があります。しかし、どれも最終的な目的は「しっかりプラーク(歯こう)を落とすこと」。つまり、大切なのは自分のみがきにくい歯を知り、しっかりみがけるようにすることです。

それには、まず歯科クリニックでしっかり指導してもらうのがもっとも近道。
染め出しをすれば、みがき残しがすぐにわかります。
自己流でがんばるよりも確実にプラーク(歯こう)を落とせるようになりますよ!

皆さんもよく名前はご存知の「プラーク(歯こう)」ですが、これはただの食べかすではありません。
その正体は「細菌のかたまり」。
この細菌がむし歯や歯周病などを引き起こします。食後の食べかすはおよそ3分程度経過するとプラークに変化し始め、むし歯の原因となる酸を出し始めるといわれています。
そのため歯みがきはプラークになる前の食後3分以内がベストです!
遅くとも食後10分以内にはみがきたいところですね。

余談ですが、私は常に歯ブラシと歯みがきをカバンに入れて持ち歩いてます。旅行先で例えば何か昼食を摂るとします。そこで歯みがきできる環境にないと公園や道の駅とかを探して歯みがきをするのです。なんとなく癖になっていて食後に歯みがきできないとちょっと気持ちよくないです。

こんなところがみがきにくい!ベスト3です。
第1位 歯並びが悪いところ
第2位 利き手側の歯
第3位 前歯の裏側(上下とも)
ご自分でみがきにくいと思っていたところとあてはまりましたか?

磨きにくいところを意識してブラッシング習慣続けていけるといいですね。

2018年12月12日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

このところの寒さは冬本番といったところでしょうか。
我が家もとうとう先日こたつを出しました。
風邪に負けないようにしていきたいですね。

さて、今日は歯周病についてです。
以前にこの欄で歯垢(プラーク)と歯石についてお話をさせていただいたかと思います。
歯垢(プラーク)や歯石があることで歯周病が進行してしまいます。

歯は「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる骨に支えられており、その周りをやわらかい「歯肉」がおおっています。

歯石ができると細菌がどんどん繁殖しますが、やがて細菌は毒素を出して歯肉を侵し始めます。すると、歯肉が炎症をおこし、赤くなったり腫れぼったくなったりします。
これが「歯肉炎」です

「歯肉炎(しにくえん)」は歯周病の初期段階にあらわれる症状ですが、自覚症状が少ない場合が多く、気づかずに放置していると、やがて「歯周炎(ししゅうえん)」へと進行していきます。

歯肉が炎症をおこすと、歯から歯肉がはがれていき、その中にさらに細菌が入り込んで、歯の根の方へとどんどん進行していきます。

そして、やがては歯を支える骨である「歯槽骨(しそうこつ)」まで到達し、この骨を溶かしはじめます。
これが「歯周炎(ししゅうえん)」です。
歯周炎が進行していくと、最終的に歯が抜け落ちてしまいます。

ということは日頃から歯垢がたまりやすいと歯石もできやすくなり、歯石が原因で歯肉炎歯周炎と歯周病が進んでしまうことになります。

毎日の歯みがきをしっかりおこなってまずは歯垢を残さないことが大事です。
歯石になってしまうと自分の歯みがきだけではとれなくなってしまいます。

毎日の歯みがきと歯医者さんでの定期検診にもしっかり通っていただく習慣にしていけるといいですね。

2018年12月 5日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

昨日も12月とは思えないような陽気で街中では半袖シャツ1枚の人もちらほらと見かけました。関東地方も場所によっては25度を記録したような地域もあるようです。
寒暖の差が激しい時期です。体調管理しっかりしていきましょうね。

さて、今日は知覚過敏についてです。

歯石取りなどの歯周病の治療後に、熱いものや冷たいものがしみる、冷たい風が口の中を通過すると、スースーと神経にひびくことがあります。

これは、知覚過敏といって、神経が健全に働いている証拠です。
しばらくすると痛みもなくなります。
決してむし歯や歯周病がひどくなった症状ではありません。

みなさまはご自宅でお口のケア、歯みがきやブラッシングがんばっておられることと思います。
歯ブラシをしていてしみる部分も時にあることでしょう。
しみるからといってその部分のブラッシングを避けてしまうとむし歯の原因にもなってしまいます。
丁寧なブラッシングを心がけてください。

しみてしまう時には知覚過敏の歯ブラシと歯みがきも多く販売されていますので、ぜひご自分に合ったタイプのものを選んで使ってくださいね。

知覚過敏についてはライオンの「歯科衛生研究所」さんのページでも詳しく書かれていますのでご参考にしてみてくださいね。
https://www.lion-dent-health.or.jp/labo/article/trouble/03.htm

2018年11月21日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。
私たち山口歯科クリニックの移転引っ越しまでもうすぐです。
新しいクリニックについてはまたあらためてご紹介させていただきますね。

さて、本日は口臭についてです。

口臭の原因はさまざまですが、その多くはお口の中の細菌が引き起こすものです。人の口の中にはむし歯や歯周病を引き起こす細菌が生息しています。この細菌が増殖しガスが発生することによって口臭となります。

細菌が増える原因と対策、その一。

「歯石がたくさんついていませんか?」

歯周病はお口の中の細菌が引き起こす病気。歯周病にかかっているということは、細菌がたくさんいる証拠です。細菌は歯石をすみかにして、どんどん増殖していきます。この歯石を取らない限り細菌が減ることはありません。口臭だけでなく歯周病治療のためにもまずは歯石を除去しましょう。

・歯石の除去は、歯周病治療だけでなく、口臭予防にも効果的!

細菌が増える原因と対策、その二。

「唾液がたりない?」

お口の中のだ液は、殺菌、抗菌の効果を持っています。そのため、しっかりだ液が出ていないと、細菌が増えて口臭の原因にもなります(もちろん、歯周病やむし歯のリスクも高くなります)。口呼吸、喫煙などにより、だ液が出なくなってお口の中が乾く(ドライマウス)ことがあります。日頃からだ液がしっかり出るようにするために、禁煙・鼻呼吸の習慣化やキシリトーツガムなどをかみましょう。

・だ液の殺菌・抗菌効果で口臭を防ぐ!

細菌が増える原因と対策、その三。

「舌苔(ぜったい)がついている?」

舌苔(ぜったい)とは、したについて白い苔のように見えるものです。これは細菌や食べかすなどが付着したもので、口臭の原因となります。舌苔は専用のブラシや歯ブラシで舌をこすることにより取れますので、口臭が気になる場合はぜひ試してみましょう。

・舌苔が舌にこびりついて口臭の原因になっていることも。ブラシで取り除きましょう

こんなことも口臭の原因になります。

口臭の原因としては、「みがき残し」「むし歯の放置」「不衛生な入れ歯」「残った食べかすの腐敗」などがあります。これらはいずれもお口のケアをしっかりすることで防げるものです。

また、お口以外にも、胃や腸などの内臓に起因するもの、あるいはストレスなどさまざまな原因がありますので、お口のケアで口臭がおさまらない場合は、全身の健康管理にも十分注意しましょう。

口臭の原因はさまざまです。原因に応じて最適な治療をすることが大事です!!

2018年11月15日

山口歯科クリニックのはまです。

ぐっと冷え込んできて秋の深まりを感じますね。
先日は山歩きをして紅葉を楽しんできました。
清々しい気分でリフレッシュできました。

さて、今日はホワイトニングについてです。
歯を白くしたいけどどうしたらいいの?
ホワイトニングってどんなものなの?
気になり始めるといろいろ疑問に思うことも多いかと思います。

ホワイトニングには大きく2つの種類があります。
「オフィスホワイトニング」
歯科医院でその場で行うホワイトニングです。
薬液を歯に塗り、光をあてて白くします。
家で行うホームホワイトニングよりも短時間で白くなります。

「ホームホワイトニング」
専用のマウスピースを作製し、自宅で薬液をマウスピースに塗布して歯にはめてホワイトニングを行います。
手間や時間がかかりますが、一般的にオフィスホワイトニングよりも白さが持続するのが特徴です。

ホワイトニングはさまざまなメーカーが開発しています。
それぞれ特徴がありますが、各歯科医院ではそれぞれの考え方により、最もベストと思われる方法を採用しています。

「時間・回数・効果」
オフィスホワイトニングは各メーカーごとに専用の薬液と照射器を使用して白くします。
それぞれの種類によって、1回の施術時間や施術回数、さらに白くなる度合いが異なります。
一般的にホームホワイトニングはオフィスホワイトニングの10倍以上の時間がかかると言われています。

「知覚過敏」
ホワイトニングは施術後に知覚過敏となり歯がしみる場合があります。
ホワイトニングの種類や歯の状態によって度合いがことなります。知覚過敏のほ著しい場合は一旦ホワイトニングを中止しましょう。

「色の後戻り」
ホワイトニングをしたあとは、少しずつ色が元に戻っていきます。
そのスピードはホワイトニングの種類によって異なりますが、一般的にはホームホワイトニングの方が後戻りは少ないとされています。

「かぶせものは白くなりません」
むし歯などにより、かぶせものをしている場合、その部分はホワイトニングをしても白くなりません。
特に前歯をホワイトニングする際には、天然の歯だけが白くなりますので、色の合わせ方等注意が必要です。

2018年10月31日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

秋らしいお天気が続いてどこかに出かけたくなります。
そろそろ紅葉を楽しめるところもふえてきたでしょうか。

さて、今日はかみ合わせについてです。

かみ合わせ不良は、口だけでなく身体全体に影響を及ぼします。
下顎は筋肉だけで頭蓋骨(ずがいこつ)とつながっています。つまり、宙吊りの状態です。
かみ合わせが悪いと、あごを吊っている筋肉に無理な力がかかりバランスが崩れます。
すると、あごだけでなく頭蓋骨にもゆがみが生じ、さらに頭蓋骨から首、肩、腰へと、最終的には全身のバランスがくずれてしまいます。

また、かみ合わせが悪いとしっかりと噛めないため、むし歯、歯周病になりやすいだけでなく、消化器官にまで影響を及ぼします。

かみ合わせ不良による様々な症状
①むし歯・歯周病
かみ合わせが悪いと、食べカスやプラーク(歯垢)がたまりやすくなり、むし歯や歯周病の原因となります。

②食いしばり・歯ぎしり
きれいにかみ合ってないため、しっかり噛むために力が入ってしまったり、無意識のうちに歯ぎしりなどをしてしまいます。

③胃腸への影響
しっかり噛めないまま飲み込むことになり、胃や腸などの消化器官に負担をかけてしまいます。

④頭痛・めまい・目の疲れ
かみ合わせが悪いと、あごを支える筋肉にストレスが生じ、頭部全体に影響を及ぼします。

⑤肩こり・腰痛・背中の痛み
頭部がバランスを崩すと、関連して首、肩、腰、全身へと影響が及びます。

⑥精神不安定・不定愁訴
かみ合わせが悪いと肉体的な影響だけでなく、さまざまな理由で精神面にも影響を及ぼします。

かみ合わせが不安なことがあれば歯科医院で相談してみてくださいね。

2018年10月25日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

一雨ごとに秋が深まっていきます。紅葉が楽しみな季節ですね。

さて、本日のお口豆知識は癖、それもお口に良くないものです。
どんなものがあるのでしょうか。

皆さんは、無意識に行なっている「癖」が、歯並びやかみ合わせに影響していることをご存知でしょうか?
「歯」はちょっとした力でも、繰り返しかかることで少しずつ動いてしまいます。
特に成長期のお子さんの場合、日頃の「悪い癖」が歯並びやあごの発達に大きく影響を及ぼしてしまいます。
こうした癖を「口腔悪習癖」といいます。
もし次に挙げるような癖があったら要注意です。
もちろん大人の方にも注意が必要です。

「指しゃぶり・ツメを噛む癖」
4歳5歳になっても指しゃぶりをしていると、少しずつ歯が動き、出っ歯や受け口などの原因になります。
子供には繰り返し注意を促し、本人に「癖を直す意識」をしっかり持たせましょう。
また、ツメを噛む癖も歯並びを悪くする原因の一つです。
大人にも多い癖と言われています。

「舌癖」
上下の前歯に舌を押し当てる癖があると、少しずつ前歯がかみ合わなくなり、隙間ができてしまいます。
また、乳児はもともと舌を前に出して食べ物を飲み込みますが、歯が生えてもこの習慣が残っていることがあります。
しっかりチェックして正しい飲み込みができるようにしましょう。
また、舌で奥歯を押していると、奥歯が揺れる原因になります。

「頬杖」
ほおづえをつく癖があると、かみ合わせが深くなったり、左右にずれてしまいます。
とくに子供のほおづえはアゴの成長を抑えてしまい、骨格が小さくなることで歯並びまで悪くなる恐れがあります。

「唇を噛んだり吸ったりする癖」
上唇を噛んだり、吸ったりする癖があると、受け口に、反対に、下唇を噛んだり吸ったりする癖があると、出っ歯になってしまいます。
子供だけでなく大人にも見られる癖ですので、意識してしっかり治しましょう。

小さな力でも繰り返しすることで歯が動いてしまうんですね。
気をつけて正常な噛み方ができるようにしていきましょうね。

それでは、朝晩は冷え込みますが体調崩されないようにくれぐれもご自愛くださいね。

2018年9月19日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

昨夜の激しい雨から一転爽やかな朝になりました。
これから一雨ごとに季節は秋に向かっていきますね。

さて、本日のお口豆知識は、歯ブラシの選び方です。
みなさん歯ブラシはどんなものを選んでますか?

ドラッグストアやスーパーなどで目についたものでしょうか、CMでよく見かけるものをお使いの方も多いことと思います。

歯ブラシは毛先がかたいほどプラーク(歯垢)が落ちやすくなります。
しかし、あまりに硬すぎると歯と歯の間に入りにくかったり、歯や歯ぐきを痛めることにもなってしまいます。
基本的には普通のかたさを選ぶようにしましょう。
また、歯肉が腫れている場合は、刺激を与えないようにやわらかめの歯ブラシがおすすめです。

適切なかたさのものでも、しっかり歯に当たらないのでは意味がありません。
小さなお口に大きな歯ブラシでは隅々まで磨くことが難しいでしょう。
反対に、大きなお口に小さな歯ブラシでは時間がかかり磨き残しの恐れもあります。
サイズも自分の口に合ったものを選びましょう!

主に使用するメインの歯ブラシが決まったら、さらにしっかり磨けるように、さまざまな歯磨きツールを使ってみるのもいいでしょう
例えば、歯の隅々を磨く小さな歯ブラシ、歯と歯の間の隙間を磨く歯間ブラシ・フロスなど磨きにくいところ専用のツールがいろいろあります。
ぜひ自分に合ったツールを探してみてくださいね。

歯ブラシには寿命があります。
毛先が広がってくると磨きにくくなるのでそのあたりを目安にされている方も多くみられます。実は歯ブラシの寿命は1ヶ月と言われています。それ以上使うとブラシ先のナイロンが劣化して細菌がつきやすくなってしまいます。
1ヶ月以上使った歯ブラシにはトイレの水の約80倍も細菌がいるという報告もあるぐらいです。
歯ブラシがすぐに大きく広がってしまうのはブラシの力が強く力を入れすぎなので注意が必要です。

歯ブラシはたくさん種類もあって何を選んだらいいか分からなくなってしまいますよね。
「歯ブラシは自分にあっているのかな?」疑問に感じたら歯科クリニックでご相談くださいね。ご自分でお使いの歯ブラシを持参していただくのもいいかもしれません。
歯ブラシ選びのお手伝いをさせていだだきますね。

味覚の秋、楽しんだ後はしっかり歯磨き忘れずに!

2018年9月 6日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

先日の台風21号で被災された皆様、そして北海道で起きた地震で被災された皆様、こころよりお見舞い申し上げます。
ご無事で平穏な日が1日も早く戻るようお祈り申し上げます。

さて、今日のお口豆知識は「二次むし歯」についてです。

治療したからといって安心は禁物です。
むし歯になってしまった場合、「つめもの」などを製作して歯を元の形にします。
しかし、むし歯は治療をしたからといって「もう安心!」というわけではありません。実は、むし歯は治療した箇所こそ注意が必要です。
「つめもの」をしたところは、様々な理由により再びむし歯になってしまうリスクが大変高いのです。こうしてできてしまうむし歯を「二次むし歯」といいます。

一度治療したということは、その部分がもともとむし歯になりやすいところであるとも言えます。
例えば、むし歯の原因となる歯垢(プラーク)がたまりやすかったり、あるいはブラッシングしにくい部分であることが多く、再度むし歯になってしまう可能性が高くなります。

インレー.png

歯はとても複雑な形をしています。
もちろん、つめものを製作する際は、できる限りぴったりと隙間が少なくなるように制作します。
しかし、つめものは複雑な形状になりやすいため、完全に隙間をなくすことは非常に困難。
さらに、長年の使用によるすり減りなどによって、少しずつ段差や隙間ができてしまいます。
こうした隙間にむし歯菌が入り込むことによって、二次むし歯になってしまうのです。

接着剤拡大.png

つめものは、特殊な接着剤でしっかり接着されています。
この接着剤は、それ自体が隙間を埋める効果ももっていますが、お口の中で長年使用していると、どうしても接着剤が少しずつ溶けてしまいます。
そこに隙間ができて、歯垢(プラーク)がたまって二次むし歯になってしまいます。

というわけで、一度治療した歯であってもむし歯のリスクはゼロにはならないということがおわかりいただけたと思います。
治療が済んだ歯でもご自分のセルフケアと加えて歯科医院での定期的なメンテナンスも必要になります。

面倒がらずにぜひ歯科医院での定期検診を受けてくださいね。

Categories

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。

山口歯科クリニック 院長 山口和郎 山口歯科クリニック
院長 山口和郎

当院のブログへご訪問いただき、誠にありがとうございます。

私はここ筑西市で、父も祖父も医師という家庭で育ちました。父や祖父が患者さんの健康を第一に考えた診療を行っているのを幼い頃から見ていたため、自分も患者さんの人生と向き合うことができる医療という仕事に従事したいと思うようになりました。

今でもその頃の強い気持ちに変わりはなく、歯科医師ならではの「食べること」という、より根源的な部分で直接患者さんに関われるという点に大きなやりがいを感じています。