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歯ブラシの選び方

2021年10月28日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

さて、本日のお口豆知識は、歯ブラシの選び方です。
みなさん歯ブラシはどんなものを選んでますか?
ドラッグストアやスーパーなどで目についたものでしょうか、CMでよく見かけるものをお使いの方も多いことと思います。
歯ブラシは毛先がかたいほどプラーク(歯垢)が落ちやすくなります。
しかし、あまりに硬すぎると歯と歯の間に入りにくかったり、歯や歯ぐきを痛めることにもなってしまいます。


基本的には普通のかたさを選ぶようにしましょう。
また、歯肉が腫れている場合は、刺激を与えないようにやわらかめの歯ブラシがおすすめです。


適切なかたさのものでも、しっかり歯に当たらないのでは意味がありません。
小さなお口に大きな歯ブラシでは隅々まで磨くことが難しいでしょう。
反対に、大きなお口に小さな歯ブラシでは時間がかかり磨き残しの恐れもあります。
サイズも自分の口に合ったものを選びましょう!
主に使用するメインの歯ブラシが決まったら、さらにしっかり磨けるように、さまざまな歯磨きツールを使ってみるのもいいでしょう


例えば、歯の隅々を磨く小さな歯ブラシ、歯と歯の間の隙間を磨く歯間ブラシ・フロスなど磨きにくいところ専用のツールがいろいろあります。
ぜひ自分に合ったツールを探してみてくださいね。


歯ブラシには寿命があります。
毛先が広がってくると磨きにくくなるのでそのあたりを目安にされている方も多くみられます。実は歯ブラシの寿命は1ヶ月と言われています。それ以上使うとブラシ先のナイロンが劣化して細菌がつきやすくなってしまいます。
1ヶ月以上使った歯ブラシにはトイレの水の約80倍も細菌がいるという報告もあるぐらいです。


歯ブラシがすぐに大きく広がってしまうのはブラシの力が強く力を入れすぎなので注意が必要です。


歯ブラシはたくさん種類もあって何を選んだらいいか分からなくなってしまいますよね。

 


「歯ブラシは自分にあっているのかな?」疑問に感じたら歯科クリニックでご相談くださいね。ご自分でお使いの歯ブラシを持参していただくのもいいかもしれません。
歯ブラシ選びのお手伝いをさせていだだきますね。
美味しい食事、楽しんだ後はしっかり歯磨き忘れずに!

歯周病のサイン気づいていますか?  〜お口豆知識

2021年10月20日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

秋はやはりスポーツの秋でしょうか。

高校野球の秋季関東大会の茨城県予選で我が母校がベスト4にまで勝ち上がったと新聞で知って小躍りするぐらいびっくりしました。

関東大会に出場できるようになればすごいことですので応援したいと思います。

 

さて、今日は歯周病についてです。

目立つ症状がないまま進行してしまうのが歯周病です。

唯一とも言える歯周病のサインは、歯ぐきからの「出血」と言われています。

出血は、歯ブラシで傷ができたわけではなく、歯ぐきの組織が歯周病菌と戦い、体を守ろうとした結果によるものです。

そして、「出血」を放置していると、歯周病が進行し、歯を支える骨が溶かされてしまいます。

 

では、歯周病になってしまったらどうすればいいのでしょうか?その答えは、とにかく「お口の中の歯周病菌を減らすこと」です。

実は、みなさんのお口には、歯周病菌が大量に生息している場所があります。

それが「歯石」です。

歯科医院で歯石取りをしているのは、「汚れ」だからではなく、歯周病の治療や予防のため。そして、この「歯石」は歯科医院でしか取ることができないのです。

しかし、歯石を取るだけでは根本的な問題が解決できていません。

なぜなら「歯周病菌」は放っておくとすぐに何十億、何百億と繁殖してしまうからです。

そこで重要なのが「常に細菌を増やさないようにすること」。そうです、みなさんの「毎日の正しいケア」です。歯周病は歯科医院と皆さんが協力して二人三脚のように治療をしていきます。

 

歯周病は歯を失う原因のナンバーワンと言われています。

しかし、症状が進むまで気づきにくく「沈黙の病」とも言われています。もし歯ぐきからの出血があるようなら、それは歯周病のサインかもしれません。早めに歯科でチェックしてもらえるといいですね。

また、歯科では正しい歯みがき指導も行っています。正しくみがいてセルフケアがんばっていきましょう。

二次むし歯、つめものかぶせものに注意です 〜お口豆知識

2021年10月14日

筑西からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

雨が降るたび晴れるたびに秋が深まっていくのが感じられます。

味覚の秋も健康な歯で楽しみたいですね。

 

さて、きょうはつめものかぶせものの二次むし歯についてです。

一度治療したところだし安心!と思っていませんか?

むし歯治療で製作する「つめもの」や「かぶせもの」は、とても高い精度で作られています。しかし、人工物であることに変わりはなく、時間の経過などによってどうしても「隙間」ができてしまいます。そして、この隙間にプラーク(歯垢)が入り込み、新たなむし歯ができてしまう。これが「二次むしば」です。実は治療をしたところは安心できるものではなく、むしろ新たなむし歯ができるリスクを増やしているとも言えます。

むし歯は基本的には歯を削らなければ治すことはできません。二次むし歯になると過去に治療で削った歯を、さらに削るわけですから、歯質がどんどん小さくなって弱くなってしまいます。再度治療をしたとしても、歯が折れてしまうといったリスクがとても高くなるのです。過去の治療で「神経」をとっている歯はさらなる注意が必要です。神経が無いため二次むし歯になっても痛みを感じづらく、見つかったときには大きく進行していて、歯を抜かなければならないことも珍しくないのです。

二次むし歯の対処法は、

1.境目をしっかり磨く!

二次むし歯の原因は隙間にむし歯菌が入ってしまうことです。なので、つめものはその周辺を、かぶせものは歯ぐきとの境目を特に入念に磨くようにしましょう。

2.定期検診をしっかり受ける

隙間に入り込んだプラーク(歯垢)を完全に除去するのは難しいものです。そこで大切なので「定期検診」です。ごく初期のむし歯であれば、削らずに済むこともありますし、万が一削る場合でも、早期に発見できればそれだけ削る量も少なくて済みます。

大切な歯を守るためにもぜひ定期的に歯科で診てもらうようにしましょう。

 

こんな人に出来やすい、歯石について  〜お口豆知識

2021年10月7日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

お彼岸過ぎて秋も深まっていくものと思っていましたがなかなか残暑続きで秋の気分にはなれないかもしれません。

日中は汗ばむ陽気ですが朝晩はそれなりに冷えてきます。とくの汗をかいたままだと夏場と違って体が冷えてしまいますので着替えも気にして体調管理しっかりしていきましょう。

 

さて、今日は歯周病の原因ともなる歯石についてお話します。

歯石とは歯の表面につく硬い石のようなもの。しかし、歯石が単なる汚れだと思ったらそれは間違いです。実は歯石の表面にはスポンジ状に細かい穴がたくさんあいており、そこにたくさんの「細菌」が住みついて毒素を出しているのです。

そう、この歯石こそが歯周病を進行させる一番の原因です。

歯石が出来やすい人、歯石は唾液に含まれるカルシウムと、磨き残しのプラーク(歯垢)が結合してできます。つまり歯石ができやすい人は、唾液にカルシウムが多い、もしくはしっかりプラークが取れていないことが原因です。

唾液中のカルシウムをコントロールすることは難しいですが、歯磨きの方法を改善することで歯石をつきにくくすることができます。

 

歯石ができやすい所、歯石ができる原因の一つは、唾液に含まれるカルシウムです。そのため、唾液が出るところの近くには歯石ができやすいのです。

その場所は主に2か所あります。

1つ目は、「下の前歯の裏側」。これは舌で触るとすぐにわかるので実感されている方も多いと思います。

歯石ができるとデコボコ、ザラザラして歯の隙間が埋まってしまうのが分かります。

もう一つは、「上の前歯の外側」です。意外に思われるかもしれませんが、この近くにも唾液が出る場所があります。

 

歯石をできにくくするには、とにかくプラーク(歯垢)をしっかりと除去することです。唾液にカルシウムが含まれていても、それがプラーク(歯垢)と結合しなければ歯石はできませんので、フロスなども使ってしっかりケアすることが第一です。

しかし、一度歯石が出来てしまったら、歯科医院でなければ取り除くことはできません。もし歯石がついているな、と感じたら歯周病予防のためにも歯科医院に足を運んでいただければと思います。

 

 

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