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妊娠中のお口のお手入れ 〜お口豆知識

2021年02月24日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

暦の上では七十二候でいうところの第五候「雨水」の「かすみはじめてたなびく」。暖かい日と寒さがぶり返す日とが三寒四温で繰り返される季節です。一雨ごとに春は確実に近づいてきます。1日も早く落ち着いて春を楽しめるようにしたいですね。

 

さて、今日は妊娠中のお口のお手入れについてです。

妊娠中は、できるだけ歯の治療は避けたいものです。むし歯の大敵は甘いものと不規則な食生活。妊娠中は甘いものが欲しくなりがちですが甘いものを食べたい時はお菓子などは避けましょう。また、間食もむし歯の原因になりますので、出来るだけ控えるようにしましょう。

妊娠中は、味覚や嗅覚が敏感になり、歯磨き怠りがちになります。そんな時は、無理をせず、できるときに歯を磨きましょう。

妊娠中はホルモンの分泌が盛んになります。このホルモンを好む細菌が増殖し、歯周炎を引き起こすことがあります。これを妊娠性歯周炎といいます。歯周炎になると、歯ぐきが腫れたり、出血したりします。場合によっては早産の原因になることもありますので、しっかりしたケアが必要です。

 

つわりがひどい場合の歯みがき法についてもご紹介しておきます。

・時間にこだわらない

歯みがきは食後できるだけ早くするほうが良いですが、つわりがひどい場合などは、無理をせず体調のよい時に歯をみがきましょう

・小さめの歯ブラシを使いましょう

大きい歯ブラシはのどを刺激しやすく、吐き気も感じやすくなります。なるべく小さめの歯ブラシを使用して、刺激を少なくしましょう。

・歯みがき粉

歯みがき粉の匂いで気持ち悪くなることもあります。ブラッシングで大切なのは、歯みがき粉の良し悪しよりも、まずはしっかり丁寧に磨くこと。ですから種類にこだわらずできるだけ香料の少ないものを選んでしっかりみがきましょう。

・下を向いて歯をみがきましょう

歯みがきをしていると、だんだん唾がたまってきます。唾がのどの奥にたまると吐き気を感じやすくなりので、下を向いて歯をみがきましょう。

 

妊娠中の歯みがきやお口の中のことでお困りのことがあるようでしたらお気軽にスタッフにお声掛けください。

妊娠・授乳中のお母様へ お口豆知識

2021年02月17日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

先日の福島県沖地震で被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。

1日も早く普段の生活が取り戻せることお祈り申し上げます。

 

さて、本日は妊娠中のお母様、授乳中のお母様に読んでいただきたいものです。

妊娠中のお口の中、心配になることもあるかもしれませんね。

妊娠すると、ホルモンバランスの変化や免疫力の低下、つわりの影響などで歯周病・むし歯のリスクが高まると言われています。

特に歯周病は早産や低出生体重児出産を引き起こすリスクを高めてしまいます。妊婦さんの体調などを考慮した上で、月に1回程度のペースで歯周病治療に通っていただく方が多いです。

 

赤ちゃんの歯はお腹にいる時から作られ始めています。

乳歯は妊娠3ヶ月ごろから作られ始めています。バランスの良い食事を心がけることが大切ですね。

 

歯科治療が必要になりどうしたらいいのかと心配になることもあろうかと思います。

妊娠中でも安定期であれば外科処置以外の全ての治療が可能です。クリーニングも体に負担がかからない程度であれば大丈夫です。

麻酔も局所麻酔でごく少量を使用するので赤ちゃんへの影響はほとんどないとされています。歯科の場合はお腹から離れている上に、防護エプロンの使用により被曝量を抑えます。とは言っても当院では妊娠中のレントゲン撮影は極力控えるように心がけています。

 

虫歯菌はお母さんから伝播します。生まれてきた赤ちゃんのお口は最初は無菌状態です。

できるだけ、お母さんのお口のなかは清潔な状態で赤ちゃんに接してあげてください。

むし歯や歯周病の多いご家族のお子さんはむし歯や歯周病の発症率が高い傾向にあります。周りの方のお口の中のケアを大切ですね。

マイナス1歳からのむし歯予防などと言われることもあります。

 

むし歯は1歳後半の時期に集中的に感染しやすく、お口の中の最近バランスも3歳くらいまでに決まると言われています。この時期の予防が、学童期のお口に大きな影響を与えると言えます。

幼少期から歯医者さん通いが習慣になっていることが予防にとっては大事です。小さい頃から習慣にさせるようにしていきましょう。

 

妊娠中や授乳中のお口の中のことで不安なことや心配はことはお気軽に質問してみてください。

お母様とお子様のお口の中からの健康、全面的にサポートさせていただきます。

歯並び・歯ぎしりと歯周病の関係 〜お口豆知識

2021年02月11日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

今日は建国記念の日。

建国記念日ではなく建国記念の日と「の」が入っていますね。

日本では古来からいつをもって建国とするか意見がさまざまでとても一日にこれと皆が満足する日が決められなかったそうです。

そこで、神武天皇の即位した日(紀元前660年1月1日)をグレゴリオ暦になおして2月11日をその日とし、「の」を入れることで建国そのものを記念する日として、日本という国が興り、現在もあるという事柄をお祝いする日として決められたようです。

私も自宅に国旗を掲揚し、日本という国が建国されたことに思いを馳せています。

 

さて、本日は歯並び・歯ぎしりについてです。

歯周病の原因は歯垢(プラーク)に潜む歯周病菌です。

どんな人にも歯垢はありますが、毎日の歯みがきでどれだけしっかりプラークを落とせるかがとても重要になります。

歯並びが悪い方は磨き残しの可能性が高いため、歯垢が残って歯周病になりやすいといわれています。

歯みがきに自信がない方は、歯科医院でブラッシング指導を受けるなど、磨きにくい場所をしっかり把握して対策することが重要です。

 

歯周病は進行してくると、歯を支える骨が溶け始め、歯が少しずつ揺れてきます。普段から歯ぎしりをしている方は、歯周病で多少でも歯が揺れ出すと、一気に大きな揺れになり進行を早める可能性があります。

また、かぶせものなどの治療をしている場合、歯ぎしりによって装着物との隙間ができることがあります。この隙間に歯垢(プラーク)が入り込むことで歯周病やむし歯になる恐れもありますので、十分な注意が必要です。

 

歯ブラシの仕方がなんとなく不安と思ってる方は歯科クリニックで聞いてみるといいかもしれません。

お口の細菌は病気の危険?  〜お口豆知識

2021年02月4日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

立春が過ぎて日差しはどことなく春を思わせるように感じます。とはいっても風はまだ冷たく、春の訪れはまだ先のようですね。

コロナ禍も落ち着いて本当の意味での春を満喫できる日が心待ちになってきます。

 

さて、本日はお口の中の細菌についてです。

お口の細菌は、さまざまな病気の原因になります。

代表的なものは、「むし歯・歯周病」ですが、それ以外にも細菌が血流に乗ることで全身に広く悪影響を及ぼします。

脳卒中・心筋梗塞・糖尿病にはじまり、ひいてはがん・リウマチ・早産・骨粗鬆症・肺炎まで、一見全く関係のない病気にも、実はお口の細菌が関係しています。

健康で長生きするためには、しっかりした口腔ケアが必須となっています。

 

お口の中の細菌は、よく歯を磨く人で1000〜2000億個ほど、ほとんど磨かない人だと実に10倍以上の1兆個にもなると言われています。

「自分はしっかり磨いている」と思われる方も要注意。実は「歯ブラシ」だけでは歯と歯の間の細菌を除去できず、なんと4割もの磨き残しがあると言われています。

「磨いている」のと「磨けている」のは大きな違いがあるということですね。

細菌を確実に減らすには「フロス・歯間ブラシ」といった補助用具が必須です。

ちなみに、予防先進国と比較すると日本はこれら補助用具の使用率がとても低いと言われています。

口腔ケアの指導・お手伝いは歯科の大切な役割ですので、気兼ねなくご相談いただければと思います。

ご自分に合った歯磨きや歯ブラシのご相談もお気軽にどうぞ。

磨き残しを減らしてお口の中の細菌をコントロールしていきたいですね。

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