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かみしめてませんか?  〜お口豆知識

2021年12月23日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

年末もおし迫って今年もあと何日かですね。慌ただしくなるのが年末らしいと言えばそうなのですが、慌ただしくなっても自分のペースは守っていきたいですね。

人のペースのまま動いていると慌ただしさも増してしまうように思います。忙しい時だからこそ時には立ち止まって自分を見失わないように振り返ってみるのもいいかもしれません。

どうぞ皆様良いお年をお迎えください。

 

さて、本日のお口豆知識は、「噛みしめ」についてです。

みなさんは、1日で「歯が噛み合っている時間」はどれぐらいあると思いますか?

実は、歯と歯は普段は「噛み合っていない」のが正常です。常にあごが浮いたように上の歯と下の歯に隙間が開いています。

歯と歯が触れるのは、食事のときと話をするときぐらい。その時間は1日でせいぜい5分から20分程度と言われています。

なんだか意外な感じもしますね。

 

噛みしめチェックをしてみましょう。

・歯の噛み合わせ綿が摩耗して平らになっている

・エラの部分の筋肉が張っている。筋肉の痛みを感じる

・歯と歯肉の境目にくさび状に削り取られたような傷がある

・耳の穴1センチ手前にある、あごの関節を押すと痛みがある

・頬の内側に白い線がある

・舌のふちに歯型の痕がついている

・下顎の内側の骨が盛り上がっている

・上顎の口蓋(こうがい)の中央が盛り上がっている

いかがでしょうか?一つでも当てはまるようなら歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか。

 

上では歯と歯が触れるのは1日で5分から20分程度とお話ししました。

食事の何倍もの時間を、無意識に噛みしめている場合があります。

無意識にといっても優しい力ではありません。大変なことに食事の何倍もの力で噛みしめてしまうのです。

これを「クレンチング」といい、無意識にしてしまうので、自分でも気付いていない方がたくさんいると言われています。

 

噛みしめによる悪影響としては、

1.歯がすり減る(咬耗)、割れる

2.あごが痛くなる(顎関節症)

3.歯がしみる(知覚過敏)

4.歯周病が進行する

5.肩こり

6.偏頭痛

などが挙げられます。

 

クレンチングは、多くが無意識のうちに行われます。寝ている時はもちろん、起きているときも何かに集中していると知らず知らずのうちに噛みしめてしまっている方は少なくありません。

自覚が無いことも多いので、まずは上のリストでセルフチェックをしていただき、1つでも当てはまるようなら早めに歯科医院で相談してみてください。

再掲)密を避けましょう

2021年12月16日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

新型コロナも変異を繰り返して今ではオミクロン株のものが世界中で広がりつつあるようです。

感染症防止の基本はうがい手洗い、密にならない、大声で話さない、等は変わらないですね。

 

密については以前に掲載していますが、年末年始で人と接する機会が多くなることもありますので加筆訂正して再掲します。

 

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、咳エチケット・手指消毒等衛生に加え、「3つの密(密閉・密集・密接)」を避けてください。

3つの密が重ならない場合でも、できる限り「ゼロ密」を目ざいましょう。

また、屋外でも、密集・密接には要注意。人混みに近づいたり、大きな声で話しかけることなどは避けましょう。

 

「密閉」空間にせず、こまめな換気を!

「部屋が広ければ大丈夫」、「狭い部屋は危険」というわけではありません。カギは「換気の程度」です。

窓がある場合:風の流れができるように、2方向の窓を1回、数分間程度全開にしましょう。換気回数は毎時2回以上確保しましょう。

機械換気がある場合:通常の家庭用エアコンなどは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。窓を開けるなど、別途、換気を確保してください。

乗り物の場合:乗用車などのエアコンは、「内気循環モード」ではなく、「外気モード」にしましょう。

 

「密集」しないよう、人との距離を取りましょう!

他の人とは互いに手を伸ばして届かない十分な距離(2メートル以上)を取りましょう。主にレジなどで列に並んでいる時・飲食店の座席・エレベーターなど、注意が必要です。

飲食店:真向かいに座らず、互い違いに座るのも有効です。

エレベーター:混み合っている時は一本遅らせましょう。

 

「密接」した会話や発声は避けるようにしましょう。

密接した会話や発声は、ウイルスを含んだ飛沫を飛び散らせがちです。5分間の会話で1回の咳とおなじくらいの飛沫(約3000個)が飛ぶことになります。対面が避けられない場合は、十分な距離を保ち、マスクを着用しましょう。

 

これら3つの条件が同時に重なる場では、感染を拡大させるリスクが高いと考えられています。

部屋をこまめに換気するようにしましょう。

また、換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。

未来は私たちの行動にかかっています。

大変なご負担になるとは思いますが、一緒に頑張りましょう!

 

参考

「新型コロナウイルス 感染症に備えて」(首相官邸ホームページ)

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

こんな人に歯石はできやすい?

2021年12月9日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

寒いからか我が家に野良猫が何匹かやってくるようになりました。雨風しのげるところがあるから居心地がいいのかくつろいでいる様子をよく目にします。ただ私が近づくと逃げてしまうので警戒心はまだまだ強そうです。先日は母屋に入り込んでしまって外に出すまで結構大変でした。

猫ちゃんたちも暖かくして過ごしているか心配にもなっています。

 

さて、今日は歯石についてお話します。

歯石とは歯の表面につく硬い石のようなもの。しかし、歯石が単なる汚れだと思ったらそれは間違いです。実は歯石の表面にはスポンジ状に細かい穴がたくさんあいており、そこにたくさんの「細菌」が住みついて毒素を出しているのです。

そう、この歯石こそが歯周病を進行させる一番の原因です。

歯石が出来やすい人、歯石は唾液に含まれるカルシウムと、磨き残しのプラーク(歯垢)が結合してできます。つまり歯石ができやすい人は、唾液にカルシウムが多い、もしくはしっかりプラークが取れていないことが原因です。

唾液中のカルシウムをコントロールすることは難しいですが、歯磨きの方法を改善することで歯石をつきにくくすることができます。

 

歯石ができやすい所、歯石ができる原因の一つは、唾液に含まれるカルシウムです。そのため、唾液が出るところの近くには歯石ができやすいのです。

その場所は主に2か所あります。

1つ目は、「下の前歯の裏側」。これは舌で触るとすぐにわかるので実感されている方も多いと思います。

歯石ができるとデコボコ、ザラザラして歯の隙間が埋まってしまうのが分かります。

もう一つは、「上の前歯の外側」です。意外に思われるかもしれませんが、この近くにも唾液が出る場所があります。

 

歯石をできにくくするには、とにかくプラーク(歯垢)をしっかりと除去することです。唾液にカルシウムが含まれていても、それがプラーク(歯垢)と結合しなければ歯石はできませんので、フロスなども使ってしっかりケアすることが第一です。

しかし、一度歯石が出来てしまったら、歯科医院でなければ取り除くことはできません。もし歯石がついているな、と感じたら歯周病予防のためにも歯科医院に足を運んでいただければと思います。

 

危険です、ほったらかし  〜お口豆知識

2021年12月1日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

今朝方の雨はすごかったですね。雷が鳴り風が強く吹いて嵐のようでした。

天気が崩れる度に冬も本格的な深まりをみせていくということでしょうか。

冬支度も少しずつでもしていきたいですね。

 

さて、今日は危険なほったらかしについてです。

みなさんは、「たいして痛みが無いから」と次のような状態で「歯を放置」していませんか?

しかし、それは、「いずれ歯を失ってしまうかもしれない」とても危険な状態なんです。

 

①歯茎からの出血

歯ぐきから血が出る原因の多くは歯周病によるもの。他にもいくつか理由は考えられますが、いずれにしても放っておくと歯を失うばかりか、将来的に大きく健康を損なう可能性があります。出血がある時には、早めの受診をおすすめします。

 

②つめもの・かぶせものが取れたまま

「つめもの」や「かぶせもの」が取れたままだと、そこに歯垢(プラーク)が溜まり、再び虫歯になってしまいます。

こうして治療を重ね、神経をとらなくてはいけないほど虫歯が進行すると、歯がもろくなり歯の寿命が半分以下になってしまうこともあります。

 

③応急処置だけ

痛みが強い場合、まずは痛みを取り除く治療を行うことがありますが、これはあくまでも応急処置。再発しないための処置をしっかりしないと、いずれ悪化します。

もし痛みがなくなっても「治療が完了しました」とお伝えするまでは通院を続けてください。

 

④むし歯を放置

「ちょっとしみる」といった軽い症状でも、そう感じた時にはむし歯がかなり進行している場合もあります。「まだ大丈夫」と思って放っておいたら神経が残せないほど悪化していた、なんてことにならないよう、痛み等を感じたら早めに受診してください。

 

ご自身の判断で治療を中断してしまうと、そこまでかけた時間や費用が無駄になるばかりか、もっとひどい症状になることもあります。ご事情により継続が難しい場合は、そのためのご提案のさせていただきますので、いつでもお気兼ねなくご相談くださいね。

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