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お子さんの歯の手入れ(0歳ー1歳)

2021年07月29日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

季節は巡り今は「大暑」の候ですね。七十二候でいうと第三十五候「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」という季節だそうです。夏野菜は今が旬のものも多いですし、ひまわりや朝顔などなど夏の花も楽しみです。

こんな状況ですから各地で夏祭りというわけにもいかずまだしばらくは我慢の日々が続くことでしょうか。

さて、本日のお口豆知識はお子さんの歯のケアについてです。
将来のお口の健康のためには生え始めのケアが大切です。
6ヶ月くらいからいよいよ歯が生え始め、お子さんのお口の健康管理が始まります。
歯みがききらいにならないように、やさしく歯をみがいてあげましょう。
歯が出始める前(生後4ヶ月〜)
赤ちゃんは生後6ヶ月ぐらいから歯が生え始めます。
その直前の4ヶ月ぐらいからだんだん歯ぐきがむずむずしてきますので、ガーゼで歯ぐきを拭いてあげるなどの刺激を与えてあげましょう。こうした刺激により、歯が生えてきた時にスムーズに歯ブラシが使えるようになります。
また、刺激を与えることで、殺菌、抗菌効果のある唾液がたくさん出るようにもなります。

歯が生えてきたら(生後t6ヶ月〜)
ほんの少しでも歯が生えてきたら、歯みがきをスタートしましょう。
生え始めの頃は何よりも歯みがきに慣れさせることが大切です。
拭き取ることもできますが、今後の歯みがき週間の定着のためにも、歯ブラシでみがいてあげましょう。
嫌いにならないようにやさしくみがいてあげるのがコツです!

歯の数が増えてきたら(生後8ヶ月〜)
歯の数が増えてくると、歯と歯の間、歯の裏側、などみがきにくいところがたくさん出てきます。
こうしたところからむし歯になりますので、注意してみがきましょう。
みがき方のコツはまず適切なサイズの歯ブラシを使うことです。
大きすぎると隅々まで磨けず磨き残しの原因にもなってしまいます。
また、鉛筆を持つように歯ブラシを持ち、やさしく小刻みにみがいてあげてください。
歯と歯の間はフロスも有効です。
「むし歯はうつる?」
むし歯はむし歯菌が原因です。
赤ちゃんの口の中には生まれた時からむし歯菌がいるわけではありません。
食べ物を口移ししたりすることで、外から虫歯菌がやってきます。
できるだけむし歯にならないようにするには、できるだけ口移しは控えたり、あるいはお母さん自身もお口の中の細菌が増えてしまわないようにしっかりケアしておくこともとても大切です。
小さいうちから歯みがき習慣が身についてくれるといいですね。

口腔がんってご存知ですか 〜お口豆知識

2021年07月16日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

7月豪雨で被害に遭われた皆様の無事をお祈りします。1日も早く通常の生活に戻ることができるようお祈り申し上げます。

 

さて、本日は、年々増える口腔がんについてです。

がんといえば様々な部位に発症しますが、実はお口の中にも「口腔がん」と呼ばれるがんができます。その数は毎年増え続けており、40年前と比較しておよそ4倍にも。この先10年以内に1万人を超えるとも言われています。

口腔がんの5年生存率は胃がんの66.6%とほぼ変わらない63.5%(国立がん研究センター調べ)。言い換えれば、およそ40%もの方が5年以内に亡くなっていることになります。

その原因の一つが、「発見の遅れ」です。

日本では欧米の先進国に比べて「口腔がん検診」がまだ普及しておらず、見つかったときには進行しているケースが多いため生存率も低くなっています。

 

口腔がんはお口の一部を切除するなど食事や会話などに直結するので、後遺症が少ないことはとても重要です。実は口腔がんは、初期症状のうちに治療すれば完治する可能性が高く、後遺症も少なく澄みます。そこで大切なのが、「セルフチェック」。

内臓と違い、お口は自分でもチェックできますので、ぜひ月に一度はチェックしてみてください。

 

「口腔がんセルフチェックテスト」

□二週間以上治らない「口内炎のような盛り上がった傷」や「ザラザラしたただれ」がある。

□「硬いしこり」がある

□舌やはぐきが「赤」や「白」に変色している

□歯ではなく、舌や歯ぐきが食事中にしみる

□舌が動かしづらい、しびれがある、のみこみにくい

 

フッ素の効果 〜お口豆知識

2021年07月8日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

蒸し蒸しした日が続きます。体調崩されていませんか。

この時期は聴く音楽もサラッと除湿系のものを聴きたくなります。

ボサノバとかピアノのジャズとか聴くと鬱々した気分も少しは爽快になりそうです。

最近のお気に入りはマッコイ・タイナーのフライ・ウィズ・ザ・ウインドとかいいですね。

アントニオカルロスジョビンのウェイブとかも除湿系で好きです。

音楽で気分を変えてみるのもいいですね。

 

さて、今日はフッ素についてのお話です。

フッ素は、歯そのものを丈夫にしてくれるのと同時に、むし歯菌の力をも弱めてくれるむし歯予防に欠かせないものです。

 

「歯の再生力があがる!」

実は、歯は食事のたびに溶けたり(脱灰)、再生したり(再石灰化)を繰り返しています。

脱灰ばかりが起こるようになると、やがて再生できなくなり、むし歯になります。フッ素はこの再生(再石灰化)を促進させる効果があります。

 

「歯が丈夫になる!」

歯は表面が結晶になっています。しかし、通常の歯の表面はとても弱い結晶で、むし歯菌が作り出す酸によって溶かされ、むし歯となります。そこでフッ素を使い、結晶の力を強くします。特に乳幼児や小さなお子さんは、まだ歯が丈夫でないため、フッ素による歯質強化を強くお勧めします。

 

フッ素は確かにむし歯になりにくい状態をつくりますが、それによって、完全にむし歯が予防できるものではありません。

あくまでもむし歯予防の基本は毎日の歯みがき。このブラッシングとともにフッ素を併用することではじめて、高い予防効果を発揮します。

もちろん、一度むし歯になってしまったら、フッ素を使ってもそれだけでむし歯が治るものではありません。

 

「フッ素の効果を高めるために」

・フッ素を塗る前に、きちんとプラークを落とす(プラークコントロール)

・定期的に、隅々までフッ素を塗る

・フッ素を塗ったら、30分くらいは飲食しない

 

フッ素は効果の高いものですが過信せずに毎日の歯みがきしっかり行っていきたいですね。

 

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