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歯周病予備軍

2022年03月17日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものです。先週からぐっと暖かくなって桜の蕾も大きく膨らんで春になってまいりました。

花粉症対策、感染症予防をしっかり行なって外へ出て歩き回りたくなります。

 

今回は歯周病の予備軍ってどんなものがあるのか考えてみたいと思います。

歯周病は、「歯周病菌」が歯を支える骨を溶かし、最後には歯が抜けてしまう病気です。

よく言われているのは以下に挙げるようなことは歯周病を引き起こす原因となります。

歯周病の予備軍というわけです。

 

1.喫煙者

「喫煙者は歯周病リスクが約5倍」というデータがあるぐらいに、お口にとってマイナスでしかありません。また、歯肉が硬く血行が悪くなるため、歯ぐきが腫れたり出血しにくくなります。「気づいた時には歯を支える骨が半分以上溶けていた」ということもあります。

 

2.薬の副作用

薬によっては、「大駅が出にくくなる」など、お口に影響のいある副作用をもつものがあります。唾液には、細菌やウイルスを退治してくれる作用があるため、唾液が出にくくなることで歯周病のリスクが高くなります。お薬の情報をしっかり確認し、不明な点は医師や歯科医師に相談されるとよいでしょう。

 

3.糖尿病

歯周病は糖尿病の合併症の一つとされており、さらにお互いを悪化させる関係にあることがわかっています。歯周病予防や治療が糖尿病の悪化を防ぎ、治癒につながります。

 

4.不十分な歯みがき

歯みがきが不十分な方は、確実に歯周病菌がお口の中で増殖してしまいます。また、歯ブラシだけでは4割もの磨き残しがあるとも言われており、「フロス」や「歯間ブラシ」も使用しないとしっかり細菌を減らすことはできません。

 

5.口呼吸

普段から口で呼吸する方は口の中が乾燥しやすくなり、「唾液」が少なくなります。「唾液」には抗菌作用や細菌を洗い流す作用があります。つまり、口呼吸により唾液が少なくなると歯周病菌を増だんさせやすくなってしまいます。

 

6.妊娠中、閉経前後

閉経前後は、「慢性剥離性歯肉炎」という歯ぐきの炎症を引き起こすことがあります。また妊娠中はホルモンの影響で歯肉炎を起こしやすくなります。さらに、お口の細菌が血流に入り込み、全身に回ると、早産や低体重児出産のリスクを高めてしまいます。

 

お口の中は、普段からどんなに歯を磨いても、自分では取り除けない細菌の温床(バイオフィルム・歯石)が必ずできてしまいます。これを確実に取り除くのは、医師、歯科衛生士による「プロフェッショナルケア」の役割です。一生豊かな食生活を送るためにも、ぜひ定期的なプロフェッショナルケアを習慣にしてください。

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