キシリトールとリカルデント 〜お口豆知識
2019年11月20日
筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。
11月に入ってからも暖かい日が続いて昨日は各地で25度!というところもあったそうです。
一転、北風の冷たい今日ですが体調崩されていませんか?
さて、今日のお口豆知識は「キシリトールとリカルデント」です。
よく耳にする言葉かもしれませんね。それではどんなものなのでしょうか。
キシリトールは「甘い」味がするのみ、むし歯にならない甘味料です。むし歯はむし歯菌が糖分から作り出す酸が原因です。
一般に甘いものを食べるとむし歯になりやすいとされるのはこのためです。しかし、キシリトールは、甘さはあるのにむし歯菌が酸を作り出せないため、小さな子供でも安心して食べられます。
しかも甘さでたくさんだ液が分泌されるため、歯を再生させる能力(再石灰化)が高まり歯を丈夫にしてくれます。
もう一つのリカルデントには味や匂いはほとんどありません。
しかし、歯のエナメル質いミネラルを取り戻す再石灰化効果があり、むし歯に強い丈夫な歯をつくることができます。また、味がないため、リカルデント入りのガムやタブレットにはキシリトールが含まれている場合がほとんどです。
キシリトールやリカルデントはすぐに効果があらわれるものではありません。1日数回、毎日の習慣にしましょう。
また、キシリトールやリカルデントだけでむし歯が予防できるわけではありません。
毎日の歯みがきもとても大切です。フッ素入りの歯みがき剤と一緒に使うのも効果が期待できます。
歯医者さんに置いてあるガムやタブレットは一般に市販されているものよりもキシリトールなどの含有量が多くなっています。詳しくはスタッフにご相談くださいね。
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ガムと歯ブラシでむし歯を予防していきましょう。