インプラントとブリッジについて 〜お口豆知識
2019年08月7日
筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。
暑い日が続きます。夏バテされてませんか?
さて、本日はインプラントについてです。何らかの原因で歯を失ってしまった場合には、インプラントかブリッジをかけるか入れ歯を入れるかの3つの治療法が選択肢としてあげられます。
インプラントとブリッジについて違いをみていきましょう。
大きな違いとしてはインプラントは「健康な歯を削らない」ことがあります。
ブリッジは、歯を失った際に、健康な歯を土台にして橋渡しして補う方法ですが、その際、土台となる歯を削る必要があります。
インプラントは骨に人工歯根を埋め込むため土台となる歯は必要としません。周囲の健康な歯も削ってしまうことはありません。
もう一つの違いとしては、「周りの歯に負担がかからない」ということが挙げられます。
ブリッジは土台となる歯が2本で3本分をカバーするのですから大きな負担がかかります。場合によっては折れてしまうこともリスクとなります。(お口の中の状態によっては2本で4本分を支えたり3本で4本を支えたりすることもあります)
さらに、ブリッジの土台の周辺にはプラーク(歯垢)がたまりやすく、むし歯や歯周病の原因となりやすいとも言われています。
そのため、約半数のブリッジが10年以内に壊れて使えなくなってしまうデータもあります。
その点、土台の必要としないインプラントなら、周りの歯に負担をかけにくいため心配も最小限に抑えられます。
第2の永久歯とも言われるインプラントは耐久性においても優れた性質をもっています。
インプラント治療での注意すべきことを挙げると、
1.インプラントには手術が必要です。
2.治療にはある程度の期間がかかります。
3.お口の状態によっては不可能な場合があります。
4.インプラント治療には健康保険が適用されません。(自費扱いとなります)
5.インプラント治療の治療費は医療費控除の対象になります。(詳しくは税理士さんや会計士さんにお問い合わせください)
といったことがあります。
費用や詳しい治療内容などはお気軽にお声をお掛けください。詳しくお話しさせていただきます。
ブリッジとインプラント、それぞれの特徴やメリットデメリットもあります。いろんな方面から検討されるとよろしいかと思います。その上で長く使えるものを選択していただけるお手伝いさせていただきます。