医院ブログ|山口歯科クリニック

アイコンJR「下館駅」車で10分

電話でのお問い合わせ

アイコン0296-23-3663

キービジュアル

喫煙習慣と歯周病  〜お口豆知識

2021年09月30日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

台風が近づいているという気象情報も出ています。今夜あたりから雨風が強まりそうです。

窓閉め、大風対策しっかりして備えたいですね。

 

さて、今日は喫煙と歯周病についてのお話です。

 

肺がんをはじめ、あらゆる病気の原因になるとも言われている「喫煙」。実は歯周病などのお口の病気にも深い関係があるようです。

歯周病は自覚症状があまりに少ないことから、別名を「沈黙の病」ともいわれています。多くの方が自覚せずに歯周病を患い、大切な歯を失っています。しかし、まったく症状がないかというと、そうではありません。

歯周病には、そうだと気づかせてくれるとてもわかりやすい症状があります。それは「出血」です。単なる出血だ、と軽く流してしまう方も多いですが、出血は歯ぐきが歯周病菌におかされ、炎症をおこしている証拠。それはまた、歯を支える骨を溶かしはじめているかもしれない重要なサインなのです。このサインに気づいて早く歯科に行けば、多くの歯を守ることができます。しかし、サインに気づくことなく過ごし、結果として手遅れの状態で病院にやってきて、何本も歯を失うという方もいます。

年をとるにつれどんどん歯が抜けていき、75歳以上ではその数はゆうに10本を超えますが、実はその理由の大半は歯周病なのです。歯周病とは歯を支える骨を溶かし、いずれ歯が抜けてしまうとても怖い病気です。「出血」くらいしか目立った自覚症状がなく、骨が溶け始めても気づかない方がたくさんいます。これが多くの歯を失うことの原因のひとつです。

さらには、喫煙などさまざまな要因によって、ただでさえ少ないサインに気づきにくくなることもあります。

歯を失えば、食べられないものがどんどん増え、つまらない食生活=質の低い人生になってしまうともいえます。

さらに喫煙は、味覚が鈍くなって食べ物がおいしくなくなったり、口臭や歯ぐきの色が悪くなるほか、口腔がんのリスクまでも高くなります。豊かな人生を送るためにもいますぐ禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。

生活習慣と歯周病  〜お口豆知識

2021年09月16日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

ずっと寒いぐらいの陽気だったのがここにきて残暑が戻ってきているようです。

日中はさすがに暑く感じます。

夜との気温差も大きくなる頃ですので体調管理に気をつけていきたいですね。

 

さて、今日は生活習慣と歯周病の関係についてお話します。

歯周病は生活習慣病です。つまり、毎日の生活が歯周病に大きく影響しており、歯周病にかかりやすくなったり進行を早めたりします。

毎日の生活習慣の改善は、歯周病のケアにとってとても大切です。

 

歯周病の原因となる歯周病菌は糖分によってどんどん増殖していきます。

糖分の摂り過ぎは肥満だけでなく、歯周病のリスクも増大させます。また、間食のしすぎはむし歯の原因にもなるので注意が必要です。

また、歯周病は糖尿病の進行とも深く関わっています。普段から高カロリー、高脂肪、塩分過多な食事を控えるように注意しましょう。

ビタミン、カルシウム、タンパク質、鉄分などを含んだバランスのよい食事を心がけましょう。

喫煙の影響は、歯周病にも深くおよびます。喫煙者が歯周病になる確率は非喫煙者に比べて2倍〜6倍にもおよぶという統計結果もでているほどです。

しかも、一度歯周病になってしまうと、喫煙者は進行が早く、さらに治療をしても治りにくくなります。歯周病をはじめ、あらゆる健康面に悪影響を与えますので、喫煙はできるだけ控えましょう。

 

ストレスや睡眠不足にも注意が必要です。

歯周病の原因は細菌によるものです。つまり、体の抵抗力が下がってしまうと、歯周病菌が繁殖してしまいます。

ストレスや睡眠不足は、体の抵抗力を奪ってしまうので、結果的に歯周病になりやすく、また、治りも悪くなってしまいます。

規則正しく、ストレスのない生活を心がけましょう。

お子さんの歯のケア(1歳−3歳) 〜お口豆知識

2021年09月2日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

9月に入り暑さがやわらぐというか一気に寒くなって体調が追いつかない感じがあります。

風邪には気をつけていきましょう。

 

さて、本日のお口豆知識は、お子さんの歯のケアについてです。

歯みがきの習慣は一生の財産!なんてこともよく言われます。

歯が生え揃い始め、言葉もわかるようになる年頃。

歯を磨く習慣を身につけるには良いタイミングです。一緒に歯みがきの練習を始めて、親子のスキンシップもはかりましょう。

 

奥歯が生えてきたら(1歳〜2歳)

1歳ごろから奥歯が生えてきます。

いろいろなものが食べられるようになります。

その分、食べカスがつまったりすることも多いので、より注意も必要です。

また、奥歯のかみ合う面には複雑な形の溝があります。ここにプラーク(歯垢)がたまってむし歯になることがとても多く、しっかりしたケアが必要です。

毛先を垂直に立てて、奥から手前にかき出すようにして、みがいてあげましょう。

 

自分でみがけるようにしよう(2歳〜3歳)

言葉も理解できるようになり、歯も揃ってきたところで、少しずつ自分で歯をきれいにする習慣をつけてあげましょう。

まずはうがいからスタートして、すこしずつブラッシングも練習するようにします。

もちろん、ちゃんとみがくのは難しいので、仕上げみがきをしっかりとしてあげましょう。

 

◇定期検診を受けましょう

子供の歯はとても弱いため、ほんの少しの磨き残しでもむし歯になってしまうことが少なくありません。定期検診でむし歯をチェックすると同時に、フッ素を塗ることでむし歯になりにくい環境をつくることができます。

 

◇「歯医者さん嫌い」にしないで!

「歯を磨かないと、痛くてこわーい歯医者さんに連れて行くよ!」こんな風にお子さんを怖がらせてしまう方がいらっしゃいます。

これでは、本当にむし歯になったときに治療がとても難しくなってしまいます。

子供はいつでも本気です。だからこそ、真剣に治療を拒絶されてしまうと適切な治療ができないこともあります。

過度な恐怖心を与えないようにどうぞご注意ください。

むしろ歯医者さんは楽しいところ、行きたくなるところ、と思ってもらえるようになるといざむし歯治療が必要になったときでも上手にできる子も多いようです。

 

歯みがき習慣と歯医者さんは楽しいところ、こんなお子さんが増えてくれるといいですね。

 

初診「個別」相談へのご案内

電話での問い合わせ

電話

月・火・木・金:
09:00 〜 13:00 / 15:00 〜 18:00
土:
09:00 〜 17:00 (途中1時間の休憩あり)
休診日:
水・日・祝祭日

このページの先頭に戻る