歯がしみる原因? 〜お口豆知識
2020年02月5日
筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。
今年の冬は暖冬傾向にあるようで、当の筑西市でも積もるような降雪はまだ無いです。
立春を過ぎたとはいえこれからが寒さの本番のようですので、暖冬だからと気を緩めずに寒さ対策しっかりしていきたいですね。
さて、今日は歯がしみる原因についてお話します。
原因はいくつかあります。
「知覚過敏でしみる」
歯はエナメル質という硬い組織で守られています。しかし、歯の磨き過ぎ、酸性食品の摂り過ぎなどによりエナメル質が薄くなると歯がしみてしまいます。
「歯周病による歯茎下がり」
歯周病は進行していくと歯茎が下がっていき、歯の根っこが露出してしまいます。歯の根っこはエナメル質がないため、ちょっとした刺激でもしみてしまうことがあります。
「むし歯でしみる」
しみる症状の代表といえば、やはりむし歯です。歯の中には神経があり、むし歯によってその神経に刺激が加わることがしみる原因。進行してしまうと歯の神経を取らなくてはならず、歯の寿命が短くなってしまうので注意が必要です。
「歯ぎしりで歯の根本がしみる」
歯ぎしりによって歯の根本がえぐれてしまう場合があります。元々歯の根っこにはエナメル質がなく、さらにこうしてえぐれてしまうと歯がしみるようになります。
「歯が割れた」
ケガなどで歯が割れてしまうと、しみる症状が出ることがあります。また、ケガだけでなく歯ぎしりや食いしばりによって割れてしまうこともあります。
しみるのにはいろんな原因があります。大切なのは「しみる」と思ったら歯科医院で相談してみることです。
たかがしみるだけと放置したままだと大きなトラブルに発展することもありますのでなるべく早めで歯科医院に行った方がいいですね。