生活習慣と歯周病 〜お口豆知識
2019年10月2日
筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。
日中は暑い日もありますが、朝晩はぐっと涼しくなって秋らしくなってきました。
秋らしいものたくさんみつけていきたいですね。
さて、今日は生活習慣と歯周病の関係についてお話します。
歯周病は生活習慣病です。つまり、毎日の生活が歯周病に大きく影響しており、歯周病にかかりやすくなったり進行を早めたりします。
毎日の生活習慣の改善は、歯周病のケアにとってとても大切です。
歯周病の原因となる歯周病菌は糖分によってどんどん増殖していきます。
糖分の摂り過ぎは肥満だけでなく、歯周病のリスクも増大させます。また、間食のしすぎはむし歯の原因にもなるので注意が必要です。
また、歯周病は糖尿病の進行とも深く関わっています。普段から高カロリー、高脂肪、塩分過多な食事を控えるように注意しましょう。
ビタミン、カルシウム、タンパク質、鉄分などを含んだバランスのよい食事を心がけましょう。
喫煙の影響は、歯周病にも深くおよびます。喫煙者が歯周病になる確率は非喫煙者に比べて2倍〜6倍にもおよぶという統計結果もでているほどです。
しかも、一度歯周病になってしまうと、喫煙者は進行が早く、さらに治療をしても治りにくくなります。歯周病をはじめ、あらゆる健康面に悪影響を与えますので、喫煙はできるだけ控えましょう。
ストレスや睡眠不足にも注意が必要です。
歯周病の原因は細菌によるものです。つまり、体の抵抗力が下がってしまうと、歯周病菌が繁殖してしまいます。
ストレスや睡眠不足は、体の抵抗力を奪ってしまうので、結果的に歯周病になりやすく、また、治りも悪くなってしまいます。
規則正しく、ストレスのない生活を心がけましょう。