お子さんの歯のケアはどうしたらいいの?(1歳〜3歳) お口豆知識
2019年04月24日
筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。
この時期にしては朝から湿度も高くちょっと梅雨時を思わせるようなお天気ですね。
降るか降らないのかはっきりしないのも洗濯物とか困りますね。
こんな時期は体調崩しやすいですので体調管理気をつけていきましょう。
さて、本日は、お子さんの歯のケアについてです。
歯みがきの習慣は一生の財産!
歯が生えそろい始め、言葉もわかるようになる年頃、歯をみがく習慣を身につけるには良いタイミングです。一緒に歯磨きの練習を始めて、親子のスキンシップもはかっていきましょう。
定期健診を受けましょう
子供の歯はとても弱いため、ほんのすこしのみがき残しでもむし歯になってしまうことが少なくありません。
定期健診でむし歯をチェックする時に併せてフッ素を塗ることでむし歯になりにくい環境を作ることができます
「歯医者さん嫌い」にしないで!
「歯をみがかないと、痛くてこわーい歯医者さんに連れて行くよ!」
こんな風にお子さんを怖がらせてしまう方がいらっしゃいます。これでは、本当にむし歯になった時に治療がとても難しくなってしまいます。
子供はいつでも本気です。だからこそ真剣に治療を拒絶されてしまうと、適切な治療ができないこともあります。
過度な恐怖心を与えないようにどうぞご注意ください。
お子さんが歯医者さんに興味を持ってくれるようになると行くのが楽しみになるものです。
「奥歯が生えてきたら(1歳〜2歳)」
1歳ごろから奥歯が生えてきます。いろいろなものが食べられるようになります。その分、食べかすがつまったりすることも多いので、より注意が必要です。
また、奥歯の噛み合う面には複雑な形の溝があります。ここにプラーク(歯垢)がたまってむし歯になることがとても多く、しっかりしたケアが必要です。
毛先を垂直に立てて、奥から手前にかきだすようにして、みがいてあげましょう。
「自分でみがけるようにしよう(2歳〜3歳)」
言葉も理解できるようになり、歯も揃ってきたところですこしずつ自分で歯をきれいにする習慣をつけてあげましょう。
まずは、うがいからスタートして、すこしずつブラッシングも練習するようにします。
もちろん、ちゃんとみがくのは難しいので、仕上げみがきをしっかりとしてあげましょう。