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入れ歯のお手入れ  〜お口豆知識

2020年05月22日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

真夏のような暑さになったかと思えばこの何日かは肌寒く服装も悩ましいですね。

ご体調はいかがですか?

 

さて、今日は入れ歯についてお話します。

入れ歯はその構造上、歯ぐきとの隙間があり、ここに食べかすやプラーク(歯垢≡細菌のかたまり)がたまりやすくなります。

また、部分入れ歯にはクラスプと呼ばれる固定用のバネがついており、ここにも同じように食べかす・プラークがたまります。このように入れ歯を不衛生にしておくと、むし歯、歯周病、口臭などを引き起こしますので、しっかりとしたお手入れが必要になります。

では入れ歯のお手入れについてポイントをみていきましょう。

ブラッシング:必ずお口から取り外して隅々まで掃除します。入れ歯はプラスチックでできているものが多いため、研磨剤入りの歯磨き粉を使わず、あまり強く磨きすぎないことが大切です。専用の入れ歯用ブラシw使用し、やさしく磨いてください。クラスプ(バネ)の部分はとくに念入りに!

 

洗浄剤によるつけ置き洗い:細かな部分の汚れをとるには、つけ置きの洗浄剤を使うのも効果的です。熱いお湯にいれると変形したり割れてしまったりすることがあるので、必ずぬるま湯につけてください。また、洗浄剤をあまり頻繁に使い過ぎるとかえって入れ歯の耐久性を短くすることがあります。

 

おやすみ時の保管:就寝の際に入れ歯を外したほうがよいかどうかは、お口の状態によります。歯科医院で確認をしてください。また、外す場合には、入れ歯は乾燥すると割れやすくなってしまいますので、必ず水などにつけておくようにしましょう。

 

お口全体の寿命を延ばすために:入れ歯にも歯石がつきます。歯石は細菌が繁殖する原因となりますが、除去するのが難しいので、定期的に歯科医院で取り除いてください。また、入れ歯はお口の状態の変化により不具合を起こしやすいので、そのチェックのためにも定期的な来院をおすすめします。合わないからと言って使うのを辞めてしますと、お口全体の寿命が短くなってしまうことにもなりますので、必ず歯科医院に相談してください。

 

入れ歯は取り外しが出来て自分で洗えるのも大きな利点となっています。しっかりお手入れを行ってお口の健康を保っていきましょう。

こんな人にできやすい「歯石」 〜お口豆知識

2020年04月23日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

コロナウイルスの影響で思うように外出できずちょっと気分的にも鬱々としてしまう方も多いかと思います。

家の中でもできるような運動したり、家でもできるような楽しみをいろいろ見つけられている方も多いようですね。工夫しながら何かを見つけ出すのも楽しかったりしますね。

 

さて、今日は歯石についてお話します。

歯石とは歯の表面につく硬い石のようなもの。しかし、歯石が単なる汚れだと思ったらそれは間違いです。実は歯石の表面にはスポンジ状に細かい穴がたくさんあいており、そこにたくさんの「細菌」が住みついて毒素を出しているのです。

そう、この歯石こそが歯周病を進行させる一番の原因です。

歯石が出来やすい人、歯石は唾液に含まれるカルシウムと、磨き残しのプラーク(歯垢)が結合してできます。つまり歯石ができやすい人は、唾液にカルシウムが多い、もしくはしっかりプラークが取れていないことが原因です。

唾液中のカルシウムをコントロールすることは難しいですが、歯磨きの方法を改善することで歯石をつきにくくすることができます。

 

歯石ができやすい所、歯石ができる原因の一つは、唾液に含まれるカルシウムです。そのため、唾液が出るところの近くには歯石ができやすいのです。

その場所は主に2か所あります。

1つ目は、「下の前歯の裏側」。これは舌で触るとすぐにわかるので実感されている方も多いと思います。

歯石ができるとデコボコ、ザラザラして歯の隙間が埋まってしまうのが分かります。

もう一つは、「上の前歯の外側」です。意外に思われるかもしれませんが、この近くにも唾液が出る場所があります。

 

歯石をできにくくするには、とにかくプラーク(歯垢)をしっかりと除去することです。唾液にカルシウムが含まれていても、それがプラーク(歯垢)と結合しなければ歯石はできませんので、フロスなども使ってしっかりケアすることが第一です。

しかし、一度歯石が出来てしまったら、歯科医院でなければ取り除くことはできません。もし歯石がついているな、と感じたら歯周病予防のためにも歯科医院に足を運んでいただければと思います。

 

 

舌のケア出来ていますか? 〜お口豆知識

2020年03月25日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

コロナウイルスの影響でオリンピックが延期になるようです。経済的な面でも気になることが多くなります。

1日も早くおさまってくれることを祈るばかりです。

 

さて、本日はお口のニオイについてです。。

自分で気になってるけどなかなか人に聞いたりできず悩まれている方もいらっしゃいますのではないでしょうか。

そもそもお口のニオイとはどんなものなのでしょうか?

1.生理的なお口のニオイ

歯の周りや舌の上は、食べかすや歯垢、剥がれ落ちた粘膜などの汚れが溜まりやすい場所です。お口の中の細菌がこれらをエサにして腐らせることでガスが発生します。これを揮発性硫黄化合物(VSC)と呼びます。程度に差はありますが、誰もが持ちうるニオイです。

2.食品由来のお口のニオイ

食べ物のニオイ成分やアルコールが九州されると、血液で全身をめぐり、やがて、肺を通して呼吸とともにお口から出てきます。これもニオイのもとです。

3.体調が良くないと起こるお口のニオイ

歯周病やのど・鼻・胃腸の健康状態によっては特有のガスが発生し、お口のニオイの原因になることがあります。

 

生理的なお口のニオイは、生活のリズムによって強くなったり弱くなったりします。普段お口の中はだ液で常に洗い流されてキレイな状態ですが、だ液が減るタイミングではニオイ成分が発生しやすくなります。

一般的に、朝起きた時や食事の前など、だ液の分泌が減る時間帯には、お口のニオイが強くなることが知られています。

また、ニオイの原因である「舌の汚れ(舌苔)」が多く付着していると、お口のニオイも強くなる傾向にあります。

一方で、食事をとると、舌の汚れ(舌苔)が食べ物でこすれて取れたり、だ液で流されたりするため、ニオイが低下します。

ここで出てきた舌苔とはどのようなものなのでしょう?

鏡で自分の舌を見ると白っぽい汚れが付着していることがあります。これがお口のニオイの大きな原因となる「舌苔」です。この舌苔はお口の細菌や食べかす、剥がれ落ちた粘膜などがたくさん付着してできた汚れです。

お口のニオイの約6割が舌の汚れ(舌苔)に起因しているとも言われています。

お口のニオイは、人とのコミュニケーションの妨げにもなります。

ご自分の舌の汚れを一度鏡で確認してみるのもよいですね。

毎日しっかりとケアして気をつけたいですね。

 

歯みがきも大事ですが、ニオイという点では舌みがきも非常に有効です。

タブレットやタンクリーナー等で舌苔をキレイにケアできるものもあります。

心配な方はお気軽に歯科医院で相談されてください。

 

定期検診で20本も差が出る理由? 〜お口豆知識

2020年03月4日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

昨日のポカポカ陽気とはうって変わって冷たい雨の水曜日です。

コロナウイルスが猛威をふるっており、学校が休校になったりトイレットペーパーやティッシュが売り場からなくなったりと各方面に影響が出ています。うがい手洗いをしっかりおこなって出来る対策をしていきたいですね。

さて、本日は定期検診で20本もの差が出る理由についてお話します。

定期的にメンテナンスを受けた方と症状があるときだけ歯科を受診する方とでは残せる自分の歯が80歳時点で約20本も差がでることがいろんなところでの研究で明らかになっています。

むし歯は初期段階では痛みがなく、なかなか気づくことができません。痛みを感じるころには、神経までむし歯が達していることも珍しくなく、そうなると神経をとらざるをえなくなります。

しかし、実は神経は「歯に栄養を送る」という重要な役割も担っています。

ところが、神経をとってしまうと歯に栄養が行き渡らず、もろくなって歯の寿命が短くなってしまします。つまり、定期検診でまだ痛みのないむし歯を早期に発見できれば、歯の寿命をより長くすることができるのです。

 

歯周病は、歯周病菌が歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてしまう病気です。骨が溶けてしまうと、歯がぐらぐらになって、最後には抜けてしまいます。

実は歯周病は歯を失う原因のNo.1。

その原因の一つが、「沈黙の病」と呼ばれるほどの自覚症状の少なさです。骨が溶け始めていてもほとんど痛みがなく、気づいた頃には重症化していることも。

むし歯同様、歯周病を早期に発見することも定期検診の大切な役割です。

 

この他、定期検診では、歯石・歯垢の除去や毎日の歯みがきについての指導なども行います。

歯石や歯垢はむし歯や歯周病の原因となる「細菌のすみか」です。細菌を取り除いて病気のリスクを少なくすることも定期検診の大切な役目。

一生自分の歯でおいしく食事をするためにもぜひ定期検診を受けましょう。

喫煙と歯周病 〜お口豆知識

2020年02月26日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

 

さて、本日のお口豆知識は「喫煙と歯周病」の関係についてです。
まずはこの表を見ていただきます。
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発ガン性物質やさまざまな有害物質を含んでいる煙草の煙。様々な健康への悪影響が知られていますが、歯周病も例外ではありません。
歯周病は細菌感染によって歯周組織が破壊される病気。喫煙による一酸化炭素やニコチンの摂取により、血管収縮、免疫力の低下などを引き起こし、歯周病菌の活動が活発化します。ある統計によると、喫煙者の歯周病リスクは非喫煙者の2〜6倍にも高くなるといわれています。
1日に吸う本数によって歯周病のリスクが高まっていくのです。
歯周病治療は口腔内の歯周病菌を減らし、人間本来のもつ自然治癒力を利用して歯周組織の状態を改善させていきます。
つまりどんなに歯科で治療をしても、患者さんのもつ治癒力が低ければ、状態がなかなかよくなりません。
そのため、喫煙はその有害物質により、自然治癒力に大きな悪影響を及ぼし、歯周病の治りを悪くします。
それだけでなく、重症化しやすくなりますので十分な注意が必要です。
ということは、喫煙者は歯周病にかかりやすく、治りが悪いということが言えそうです。
このところの健康志向を求める動きから公共の場所や飲食店など分煙化から禁煙化へとどんどんシフトしてきています。
受動喫煙対策を強化する健康増進法の改正案が本年3月9日に閣議決定されたりと喫煙を取り巻く環境はますます世の中の禁煙に向けて加速していきそうです。
受動喫煙での歯周病との関連は分かっていませんが少なからず影響はあるのでしょうね。
私も喫煙者ですがなかなか禁煙には踏み切れないです。でもこうしたいろんなリスクを思うとそろそろ考えないといけないのかなとも思ってみたり。
禁煙外来で通院して禁煙を成功させる方も多いときくとそれならやってみようかなとも思ってみたり。
話はそれましたが、大事なのは喫煙は歯周病にも影響があることを認識しておくことです。
せっかく定期検診で歯医者さんに通って歯磨きもしっかりしているのに歯周病が進んでしまうのはちょっともったいないですよね。
喫煙と健康、私もそろそろ本気で考えないといけないと思っています。
お口元からの健康守っていきたいですね。

メタボの怖さ、知ってますか? 〜お口豆知識

2020年02月12日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

さて、今日はメタボの正しい意味について知っておいていただきたお話です。

「最近お腹が出てきちゃって、、、」と鏡を見てはため息をついてる方も多いのではないでしょうか。メタボリックシンドローム(以下メタボ)の判断基準はきちんと決まっており、日本では以下のような基準です。

「ウエスト周囲が基準値を超え、かつ高血糖、高血圧、脂質異常症(高脂血症)のうち2つ以上があてはまる場合」

ウエスト周囲の基準値

男性:85cm

女性:90cm

メタボを放っておくと、動脈硬化が進んで血流が悪くなり、脳血管疾患、心血管疾患、糖尿病など、命にかかわる病気のリスクが高まります。

実際に、肥満・高血圧・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)のうちいずれか一つを持つ方は、何も持たない方に比べて心疾患になる危険性が約5倍であり、3〜4つ持つ方は、その危険性が約36倍に跳ね上がるという研究結果があります。(危険因子・肥満・高血糖・高血圧・高コレステロール労働省作業関連疾患総合対策研究班の調査より)

 

実は歯周病を予防することはメタボを防ぐことにもつながります。その方法は実に単純明快。「よく噛んで食べること!」よく噛むと唾液がたくさん出て、食べかすが歯につきにくくなり、歯周病予防になります。

さらによく噛むことによって脳内の「満腹中枢を刺激してエネルギーを消費させる物質(神経ヒスタミン)」が活性化されメタボの予防に!よく「一口につき30回噛みましょう」といいますがこれにはきちんと意味があるのですね。

30回噛む→満腹中枢を刺激→食欲低下、このサイクルがいいということですね。

 

歯周病が全身疾患と大きな関わりがあると聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

近年、口腔内の小さな傷から血管内に入り込んだ歯周病菌が、さまざまな全身疾患に関係していることがわかってきました。その中にはメタボのリスクとしてあげた心・脳血管疾患や糖尿病なども含まれます。糖尿病が歯周病を悪化させ、さらにその歯周病が糖尿病を悪化させる、、、という負のスパイラルがあることや、動脈硬化をおこしている血管から歯周病菌が見つかった、という報告もされています。

歯周病菌と全身疾患との関わりとしては、脳梗塞、心筋梗塞・狭心症・高血圧、糖尿病の悪化、がん、骨粗しょう症、動脈硬化、誤嚥性肺炎、低体重児出産・早産のリスク、などがあります。

 

正しい食生活を心がけることに加え、メタボには適度な運動、ストレスの解消が必要と言われます。

歯周病には毎日の歯みがきと歯科医院でのメンテナンスが大切です。普段の習慣をほんの少しだけ見直すことも必要ですね。

 

歯がしみる原因? 〜お口豆知識

2020年02月5日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

今年の冬は暖冬傾向にあるようで、当の筑西市でも積もるような降雪はまだ無いです。

立春を過ぎたとはいえこれからが寒さの本番のようですので、暖冬だからと気を緩めずに寒さ対策しっかりしていきたいですね。

さて、今日は歯がしみる原因についてお話します。

原因はいくつかあります。

 

「知覚過敏でしみる」

歯はエナメル質という硬い組織で守られています。しかし、歯の磨き過ぎ、酸性食品の摂り過ぎなどによりエナメル質が薄くなると歯がしみてしまいます。

 

「歯周病による歯茎下がり」

歯周病は進行していくと歯茎が下がっていき、歯の根っこが露出してしまいます。歯の根っこはエナメル質がないため、ちょっとした刺激でもしみてしまうことがあります。

 

「むし歯でしみる」

しみる症状の代表といえば、やはりむし歯です。歯の中には神経があり、むし歯によってその神経に刺激が加わることがしみる原因。進行してしまうと歯の神経を取らなくてはならず、歯の寿命が短くなってしまうので注意が必要です。

 

「歯ぎしりで歯の根本がしみる」

歯ぎしりによって歯の根本がえぐれてしまう場合があります。元々歯の根っこにはエナメル質がなく、さらにこうしてえぐれてしまうと歯がしみるようになります。

 

「歯が割れた」

ケガなどで歯が割れてしまうと、しみる症状が出ることがあります。また、ケガだけでなく歯ぎしりや食いしばりによって割れてしまうこともあります。

 

しみるのにはいろんな原因があります。大切なのは「しみる」と思ったら歯科医院で相談してみることです。

たかがしみるだけと放置したままだと大きなトラブルに発展することもありますのでなるべく早めで歯科医院に行った方がいいですね。

 

口臭の原因と対策 〜お口豆知識

2020年01月29日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

新型コロナウイルスについては報道でもあるように大きく広がっているようです。

うがい手洗いやマスク等の対策をしっかりして予防していきたいですね。

 

さて、本日は口臭についてです。

口臭の原因はさまざまですが、その多くはお口の中の細菌が引き起こすものです。人の口の中にはむし歯や歯周病を引き起こす細菌が生息しています。この細菌が増殖しガスが発生することによって口臭となります。

細菌が増える原因と対策、その一。

「歯石がたくさんついていませんか?」

歯周病はお口の中の細菌が引き起こす病気。歯周病にかかっているということは、細菌がたくさんいる証拠です。細菌は歯石をすみかにして、どんどん増殖していきます。この歯石を取らない限り細菌が減ることはありません。口臭だけでなく歯周病治療のためにもまずは歯石を除去しましょう。

・歯石の除去は、歯周病治療だけでなく、口臭予防にも効果的!

 

細菌が増える原因と対策、その二。

「唾液がたりない?」

お口の中のだ液は、殺菌、抗菌の効果を持っています。そのため、しっかりだ液が出ていないと、細菌が増えて口臭の原因にもなります(もちろん、歯周病やむし歯のリスクも高くなります)。口呼吸、喫煙などにより、だ液が出なくなってお口の中が乾く(ドライマウス)ことがあります。日頃からだ液がしっかり出るようにするために、禁煙・鼻呼吸の習慣化やキシリトーツガムなどをかみましょう。

・だ液の殺菌・抗菌効果で口臭を防ぐ!

 

細菌が増える原因と対策、その三。

「舌苔(ぜったい)がついている?」

舌苔(ぜったい)とは、したについて白い苔のように見えるものです。これは細菌や食べかすなどが付着したもので、口臭の原因となります。舌苔は専用のブラシや歯ブラシで舌をこすることにより取れますので、口臭が気になる場合はぜひ試してみましょう。

・舌苔が舌にこびりついて口臭の原因になっていることも。ブラシで取り除きましょう

 

こんなことも口臭の原因になります。

口臭の原因としては、「みがき残し」「むし歯の放置」「不衛生な入れ歯」「残った食べかすの腐敗」などがあります。これらはいずれもお口のケアをしっかりすることで防げるものです。

また、お口以外にも、胃や腸などの内臓に起因するもの、あるいはストレスなどさまざまな原因がありますので、お口のケアで口臭がおさまらない場合は、全身の健康管理にも十分注意しましょう。

 

口臭の原因はさまざまです。原因に応じて最適な治療をすることが大事です!!

口腔悪習癖 〜お口豆知識

2020年01月8日

あけましておめでとうございます。

この一年の皆様のご多幸をお祈りします。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

さて、今日はお口の豆知識として「口腔悪習癖」についてお話しします。

みなさんは。無意識に行なっている癖が、歯並びやかみ合わせに影響していることをご存知でしょうか?歯はちょっとした力でも繰り返しかかることで少しずつ動いてしまうそうです。

とくに成長期のお子さんは日頃の悪い癖が歯並びやあごの発達に大きく影響を及ぼしてしまうと言われています。

こうした癖を「口腔悪習癖」と言います。

次にあげるような癖があったら要注意。もちろん大人の方も注意が必要です。

 

○指しゃぶり・爪を噛む癖

4・5歳になっても指しゃぶりをしていると、少しずつ歯が動き、出っ歯、受け口などの原因になります。子供さんには繰り返し注意を促し、本人に癖を直す意識をしっかり持たせましょう。また爪を噛む癖も歯並びを悪くします。大人にも多い癖なので注意してください。

 

○頬杖

ほおづえをつく癖があると、かみ合わせが深くなったり左右にずれてしまったりします。特にこどもさんのほおづえはあごの成長を抑えてしまい、骨格が小さくなることで歯並びまで悪くなる恐れがあります。

 

○舌癖

上下の前歯に舌を押し当てる癖があると少しずつ前歯がかみ合わなくなり、隙間ができてしまいます。

また、乳児はもともと舌を前に出して食べ物を飲み込みますが、歯が生えてもこの習慣が残っていることがあります。しっかりチェックして正しい飲み込み方ができるようにしていきましょう。

また、舌で奥歯を押していると奥歯が揺れる原因にもなります。

 

○唇を噛んだり吸ったりする癖

上唇を噛んだり吸ったりする癖があると受け口に、反対に下唇を噛んだり吸ったりする癖があると出っ歯になってしまいます。子供さんだけでなく大人にもみられる癖ですので意識してしっかり直すことが大事です。

 

いろいろとお口にまつわる悪い癖はありますね。

歯並びによくないものも多いですから気をつけていきたいですね。

お子さんの歯のケア(0歳〜1歳)  お口豆知識

2019年12月4日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

今日あたりは少し寒さもゆるんで11月中旬ごろの陽気だったそうです。風もなく穏やかに晴れた1日はどのように過ごされましたが?

さて、本日のお口豆知識はお子さんの歯のケアについてです。
将来のお口の健康のためには生え始めのケアが大切です。
6ヶ月くらいからいよいよ歯が生え始め、お子さんのお口の健康管理が始まります。
歯みがききらいにならないように、やさしく歯をみがいてあげましょう。
歯が出始める前(生後4ヶ月〜)
赤ちゃんは生後6ヶ月ぐらいから歯が生え始めます。
その直前の4ヶ月ぐらいからだんだん歯ぐきがむずむずしてきますので、ガーゼで歯ぐきを拭いてあげるなどの刺激を与えてあげましょう。こうした刺激により、歯が生えてきた時にスムーズに歯ブラシが使えるようになります。
また、刺激を与えることで、殺菌、抗菌効果のある唾液がたくさん出るようにもなります。

歯が生えてきたら(生後t6ヶ月〜)
ほんの少しでも歯が生えてきたら、歯みがきをスタートしましょう。
生え始めの頃は何よりも歯みがきに慣れさせることが大切です。
拭き取ることもできますが、今後の歯みがき週間の定着のためにも、歯ブラシでみがいてあげましょう。
嫌いにならないようにやさしくみがいてあげるのがコツです!

歯の数が増えてきたら(生後8ヶ月〜)
歯の数が増えてくると、歯と歯の間、歯の裏側、などみがきにくいところがたくさん出てきます。
こうしたところからむし歯になりますので、注意してみがきましょう。
みがき方のコツはまず適切なサイズの歯ブラシを使うことです。
大きすぎると隅々まで磨けず磨き残しの原因にもなってしまいます。
また、鉛筆を持つように歯ブラシを持ち、やさしく小刻みにみがいてあげてください。
歯と歯の間はフロスも有効です。
「むし歯はうつる?」
むし歯はむし歯菌が原因です。
赤ちゃんの口の中には生まれた時からむし歯菌がいるわけではありません。
食べ物を口移ししたりすることで、外から虫歯菌がやってきます。
できるだけむし歯にならないようにするには、できるだけ口移しは控えたり、あるいはお母さん自身もお口の中の細菌が増えてしまわないようにしっかりケアしておくこともとても大切です。
小さいうちから歯みがき習慣が身についてくれるといいですね。

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