睡眠時無呼吸症候群のおはなし 〜お口豆知識〜
筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。
いよいよ今週末は統一地方選の選挙投票日ですね。各候補の方々の熱心な活動が見られて賑やかになっています。
私は出かける用もありますので、期日前投票で済ませました。
みなさんはもう候補の方はある程度選ばれているでしょうか。
さて、本日は睡眠時無呼吸症候群についてです。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠の際に断続的に呼吸がとまったり、呼吸が浅くなったりする病気です。驚くことにおよそ8割の方が睡眠時無呼吸症候群、またはその予備軍と言われています。
睡眠時無呼吸症候群はさまざまな症状を引き起こします。
1:いびきがうるさくなる
2:朝起きると頭痛がする
3:昼間にとても眠くなる(事故などを引き起こす恐れがあります)
4:疲れがたまりやすくなり、集中力もなくなる
また、睡眠時無呼吸症候群は長期的に次のような病気を引き起こすともいわれている大変危険な病気です。
糖尿病、高血圧、脳卒中、心臓病などです。
どうして睡眠時無呼吸症候群になるのでしょうか?
1、肥満のため、首が太くなり気道がふさがれている
2、舌が大きいため、のどがふさがれる
3、鼻とのどの境にある軟口蓋が垂れ下がっている
4、鼻からの空気の通り道が曲がっている
5、扁桃が大きいため空気が通りにくい
などが理由としてあるようです。
対処法はどんなものがあるでしょうか?
対処法としては、とにかく睡眠時に空気がしっかり通るようにすることです。
マウスピースを作成して噛み合わせを調整し、気道が狭くならないようにする、肥満の方の場合にはダイエットを行う、場合によっては外科的な対応するなど、治療にはさまざまな方法があります。
・気道が狭まらないような姿勢で寝る
・ダイエットをして体重を減らす
・マウスピースを使う など
病院で相談してご自分にあった対処法を教えてもらうことも必要です。
自分が当てはまるか心配なのであれば検査も出来るようですので受検されてみてはいかがでしょうか。