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2018年10月25日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

一雨ごとに秋が深まっていきます。紅葉が楽しみな季節ですね。

さて、本日のお口豆知識は癖、それもお口に良くないものです。
どんなものがあるのでしょうか。

皆さんは、無意識に行なっている「癖」が、歯並びやかみ合わせに影響していることをご存知でしょうか?
「歯」はちょっとした力でも、繰り返しかかることで少しずつ動いてしまいます。
特に成長期のお子さんの場合、日頃の「悪い癖」が歯並びやあごの発達に大きく影響を及ぼしてしまいます。
こうした癖を「口腔悪習癖」といいます。
もし次に挙げるような癖があったら要注意です。
もちろん大人の方にも注意が必要です。

「指しゃぶり・ツメを噛む癖」
4歳5歳になっても指しゃぶりをしていると、少しずつ歯が動き、出っ歯や受け口などの原因になります。
子供には繰り返し注意を促し、本人に「癖を直す意識」をしっかり持たせましょう。
また、ツメを噛む癖も歯並びを悪くする原因の一つです。
大人にも多い癖と言われています。

「舌癖」
上下の前歯に舌を押し当てる癖があると、少しずつ前歯がかみ合わなくなり、隙間ができてしまいます。
また、乳児はもともと舌を前に出して食べ物を飲み込みますが、歯が生えてもこの習慣が残っていることがあります。
しっかりチェックして正しい飲み込みができるようにしましょう。
また、舌で奥歯を押していると、奥歯が揺れる原因になります。

「頬杖」
ほおづえをつく癖があると、かみ合わせが深くなったり、左右にずれてしまいます。
とくに子供のほおづえはアゴの成長を抑えてしまい、骨格が小さくなることで歯並びまで悪くなる恐れがあります。

「唇を噛んだり吸ったりする癖」
上唇を噛んだり、吸ったりする癖があると、受け口に、反対に、下唇を噛んだり吸ったりする癖があると、出っ歯になってしまいます。
子供だけでなく大人にも見られる癖ですので、意識してしっかり治しましょう。

小さな力でも繰り返しすることで歯が動いてしまうんですね。
気をつけて正常な噛み方ができるようにしていきましょうね。

それでは、朝晩は冷え込みますが体調崩されないようにくれぐれもご自愛くださいね。

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山口歯科クリニック 院長 山口和郎 山口歯科クリニック
院長 山口和郎

当院のブログへご訪問いただき、誠にありがとうございます。

私はここ筑西市で、父も祖父も医師という家庭で育ちました。父や祖父が患者さんの健康を第一に考えた診療を行っているのを幼い頃から見ていたため、自分も患者さんの人生と向き合うことができる医療という仕事に従事したいと思うようになりました。

今でもその頃の強い気持ちに変わりはなく、歯科医師ならではの「食べること」という、より根源的な部分で直接患者さんに関われるという点に大きなやりがいを感じています。