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2018年10月10日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。
体育の日週間らしい清々しいお天気の日が続いていますね。
やはりこんな陽気は体を動かしたくなります。

さて、本日のお口豆知識はお子さんの歯のケアについてです。

将来のお口の健康のためには生え始めのケアが大切です。
6ヶ月くらいからいよいよ歯が生え始め、お子さんのお口の健康管理が始まります。
歯みがききらいにならないように、やさしく歯をみがいてあげましょう。

歯が出始める前(生後4ヶ月〜)
赤ちゃんは生後6ヶ月ぐらいから歯が生え始めます。
その直前の4ヶ月ぐらいからだんだん歯ぐきがむずむずしてきますので、ガーゼで歯ぐきを拭いてあげるなどの刺激を与えてあげましょう。こうした刺激により、歯が生えてきた時にスムーズに歯ブラシが使えるようになります。
また、刺激を与えることで、殺菌、抗菌効果のある唾液がたくさん出るようにもなります。

歯が生えてきたら(生後t6ヶ月〜)
ほんの少しでも歯が生えてきたら、歯みがきをスタートしましょう。
生え始めの頃は何よりも歯みがきに慣れさせることが大切です。
拭き取ることもできますが、今後の歯みがき週間の定着のためにも、歯ブラシでみがいてあげましょう。
嫌いにならないようにやさしくみがいてあげるのがコツです!

歯の数が増えてきたら(生後8ヶ月〜)
歯の数が増えてくると、歯と歯の間、歯の裏側、などみがきにくいところがたくさん出てきます。
こうしたところからむし歯になりますので、注意してみがきましょう。
みがき方のコツはまず適切なサイズの歯ブラシを使うことです。
大きすぎると隅々まで磨けず磨き残しの原因にもなってしまいます。
また、鉛筆を持つように歯ブラシを持ち、やさしく小刻みにみがいてあげてください。
歯と歯の間はフロスも有効です。


「むし歯はうつる?」
むし歯はむし歯菌が原因です。
赤ちゃんの口の中には生まれた時からむし歯菌がいるわけではありません。
食べ物を口移ししたりすることで、外から虫歯菌がやってきます。
できるだけむし歯にならないようにするには、できるだけ口移しは控えたり、あるいはお母さん自身もお口の中の細菌が増えてしまわないようにしっかりケアしておくこともとても大切です。

小さいうちから歯みがき習慣が身についてくれるといいですね。

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山口歯科クリニック 院長 山口和郎 山口歯科クリニック
院長 山口和郎

当院のブログへご訪問いただき、誠にありがとうございます。

私はここ筑西市で、父も祖父も医師という家庭で育ちました。父や祖父が患者さんの健康を第一に考えた診療を行っているのを幼い頃から見ていたため、自分も患者さんの人生と向き合うことができる医療という仕事に従事したいと思うようになりました。

今でもその頃の強い気持ちに変わりはなく、歯科医師ならではの「食べること」という、より根源的な部分で直接患者さんに関われるという点に大きなやりがいを感じています。