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2018年6月27日

筑西市からこんにちは、山口歯科クリニックのはまです。

梅雨の合間ですが真夏のような暑さですね。
体調崩されていませんか?

さて、今回は妊娠中のお口の中のお手入れについてお話しします。

妊娠中はできるだけ歯の治療は避けたいところですね。
むし歯のリスクは甘いものと不規則な食生活で大きく増加します。

妊娠中は味覚嗅覚が敏感になり、歯みがきも怠りがちになってしまいます。
そんな時は無理せずできるときに歯を磨いていけるといいと言いますね。

妊娠中はホルモンの分泌が盛んになります。このホルモンを好む細菌が増殖し、歯周炎を引き起こすことがあります。これを妊娠性歯周炎といいます。歯周炎になると歯茎が腫れたり、出血したりします。場合によっては早産の原因になることもありますのでしっかりしたケアが必要ですね。

最後に、つわりがひどい場合です。
・時間にこだわらない
歯磨きは食後できるだけ早くするほうが良いですが、つわりがひどい場合などは無理せず体調のよいときに歯磨きをしましょう。

・歯磨き粉
歯磨き粉の匂いで気持ち悪くなることもあります。ブラッシングでは歯磨き粉の良し悪しよりもまずはしっかり丁寧に磨くことが大切です。
できるだけ香料の少ないものを選んでしっかり磨くことが大事ですね。

・小さめの歯ブラシ
大きい歯ブラシはのどを刺激しやすく、吐き気も感じやすくなります。なるべく小さめの歯ブラシを使用して刺激を少なくするのもひとつの方法です。

・下を向いて歯磨きしましょう
歯磨きをしていると、だんだんつばが溜まってきます。
唾が喉の奥にたまると吐き気を感じやすくなるので、下を向いて歯を磨きましょう。

妊娠中は栄養が赤ちゃんにいってしまったり、ホルモンバランスの変化等で歯茎にとってもちょっと大変な時期になるそうです。
定期的に歯医者さんに通って歯茎を診てもらうのもとても大切なことです。無理のない範囲で通っていただけるとよいと思います。

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山口歯科クリニック 院長 山口和郎 山口歯科クリニック
院長 山口和郎

当院のブログへご訪問いただき、誠にありがとうございます。

私はここ筑西市で、父も祖父も医師という家庭で育ちました。父や祖父が患者さんの健康を第一に考えた診療を行っているのを幼い頃から見ていたため、自分も患者さんの人生と向き合うことができる医療という仕事に従事したいと思うようになりました。

今でもその頃の強い気持ちに変わりはなく、歯科医師ならではの「食べること」という、より根源的な部分で直接患者さんに関われるという点に大きなやりがいを感じています。